秘宝の正体
危険な地下迷宮探索。
絢子は深夜、阿九斗に会いに行きましたが、彼の姿がないため、けーなに居場所を聞きます。
阿九斗達が照屋栄子と一緒に出かけたことを聞き、血相を変えて後を追います。
阿九斗はころねやヒロシ、栄子と共に、宝の地図を頼りに地下納骨堂に入ります。
いきなり魔物の妨害に遭うものの、阿九斗が不二子からもらった詠唱銃でこれを撃退。
すると、目の前に探していた大和望一郎の墓が現れます。墓を開け、中を探ると、中から、不二子と不二子の兄が持っていたものと同じタイプのボイスレコーダーが出てきます。
再生すると
「騎士用装備研究所の奥の棚…。みっつが揃ったら音声を流せ…」
という声の後に続いて甲高い雑音のような音が録音されていました。
ころねは雑音のような音を、人工知能を制御する時に使われる言語の一部だと分析します。
その様子をカメラで見ていた不二子。兄の死霊に事情を聞くも、彼は記憶を失っているため何も答えられません。苛立ちを見せる不二子。
「これで、お姉様のお兄様のことも分かるかもしれませんね」
そこにやってきたけーなに引かれ、自らも地下迷宮へ。
阿九斗達は戦火で焼け落ちた街の間を通り、騎士用装備研究所にたどり着きます。
ずらりと並んだ甲冑の1体が襲い掛かってきますが、阿九斗はまたもこれを撃退。
甲冑が去った後に、倒れた書類棚周辺からメモ帳サイズのプレートが見つかります。プレートを起動させると、鍾乳洞の入口の写真と文章が表示されます。
「奥の祠の裏。3つが揃ったならこのプレートにより手を撮影し、確認せよ」
ころねのダウジングにより、首尾よく鍾乳洞を発見。そこは学園の噂どおり、摂氏41度程度のちょうどいい温泉が広がっていました。
阿九斗が温泉の下に潜り、向こう側に1人で行くと、そこに素っ裸の栄子が追ってきて、阿九斗にまとわりついてきます。栄子によると、宝は先代の魔王の遺産だといいます。すると、そこに同じく素っ裸の絢子が現れ、阿九斗に栄子は公儀隠密だから離れろと言います。
栄子が阿九斗に近付く理由。それは政府が、阿九斗が運命に立ち向かえる男がどうかを確かめるためだといいます。
犬猿の仲である絢子と栄子はそのまま戦いを始めてしまいます。そのとき、阿九斗は目的の祠を発見。しかし、そこに獣が出現。獣に噛まれた阿九斗ですが、なぜか獣は口から紫色の煙を出しながらその場で眠ってしまいます。
とっさに絢子の事を庇った阿九斗に栄子は怒りだし、阿九斗に「遺産を受け取って死んでしまえ!」と吐き捨てると、祠の中から鍵のような物を取り出して、阿九斗に向かって投げ、立ち去りました。
そこに、けーなと不二子が合流。先ほど獣を眠らせたのは、不二子の黒魔術のお陰でした。
みんなと合流した後、阿九斗が手に入れた鍵を、不二子がひねると、謎の場所に空間転移。
すると、目の前に突然生徒会長・リリィ白石が現れ、今までのはすべてゲームで、無事ゴールにたどり着いておめでとうと言い出し、今まで宝を守っていた3体の怪物は生徒会三役が化けていたものだったことを明かします。
が、どうにも腑に落ちない展開。すると、不二子が奥にある宮殿に向かって走り出します。この宮殿は先代魔王の拠点であった場所で、リリィは阿九斗が魔王の遺産に触れてはならないと止めます。
その間にも、不二子は手に入れたアイテムを使い、祭壇に仕掛けられたドラゴンの封印を解いてしまいます。ドラゴンは魔王の資格のない不二子を殺そうとしますが、けーなの叱咤を受け阿九斗はリリィの制止を振り切り、不二子を助けます。そして、渾身の一撃でドラゴンを撃破。不二子もまた、兄の死の真相を知り、涙します。
ドラゴンの名前はピーターハウゼン、阿九斗はピーターハウゼンの新しい主となりました。
阿九斗は宮殿の豪華な椅子に腰掛け、絢子、けーな、不二子、ころね、ヒロシ、ピーターハウゼンと共に記念撮影。
「傍から見たら完全な悪役だね」
とリリィに皮肉られる阿九斗でした。
なんかえらいクライマックスでしたね。最終回といっても通用するくらいw
絢子と栄子の素っ裸バトルは最高ですわww これ、規制外れたバージョン見られた人は勝ち組かなw
けーなは相変わらず阿九斗を導くかのような行動を取っていますね。彼女の裏で何らかの力が働いているような気がしてなりません。
阿九斗とドラゴンのバトルは、大幅に縮小されたっぽいですね。迫力がそこそこあるだけに、短かったのはちょっともったいないかも。ま、この作品にバトル描写は元々期待していなかったのでいいんですけど。
しかし、ますます魔王で悪役っぽくなってきた阿九斗。しかもハーレムですかw
絢子も阿九斗に心を開いてきましたし、なんだか急な感じもしますがリリィも阿九斗に好意を持ってきたみたいですし、これはEDのイチャイチャが再現される可能性もありますなぁw
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「いちばんうしろの大魔王」の秘密
ところで、この作品って、藤子不二雄作品のオマージュが多く見られますね。2chにその辺の分析が書かれていたようです。そのままコピー&ペーストします。
別名スーパー藤子大戦:まとめ
タイトル:パーマンのED歌詞「大きな声じゃ言えないが、君のクラスの一番後ろ」から
タイトルロゴ:どの作品とも言えないが(怪物くん?)藤子作品ロゴをイメージ
曽我けーな:オバケのQ太郎(声優:曽我町子 ※白黒版) 空を飛べる、姿が消える、大飯喰らい、犬が嫌い。
服部絢子:忍者ハットリくん(声優:堀絢子) 伊賀忍者、ふんどし、カエルが苦手。
三輪寛:パーマン+怪物くんのヒロシ(声優:共に三輪勝恵)
ころね:ドラえもん 名前は「ネコ型ロボット」のもじり。四次元ポシェット所有、人形焼きが好物、尻尾がスイッチ、阿九斗の部屋の収納棚で寝る、ドラマ CDでネズミが苦手ネタあり。
リリィ白石:怪物くん(声優:白石冬美 ※白黒版) 常に帽子をかぶっている、腕が伸びる。小柄で短気。部下がドラキュラ、狼男、フランケン。
江藤不二子:魔太郎がくる!! 黒マント、恨み手帳を持っている。名前は藤子不二雄Aから?
生徒会三役
大竹美知恵:怪物くんのドラキュラ(声優:大竹宏、東京ムービーのモノクロ版) 語尾、ざます→ありんす
神山カンナ:怪物くんの狼男(声優:神山卓三、シンエイ動画のカラー版) 語尾、がんす→だぎゃ
アルヌール:怪物くんのフランケン(サイボーグ009フランソワーズ・アルヌールから) フンガー→ぐが
照屋栄子:ハットリ君のケムマキ(名前は影千代役の山田栄子+実写版ハットリ君ケムマキ照屋年之) 絢子のライバル。
各キャラクターのモチーフはこんな感じみたいです。
原作には他にも「星野スミレ」、「キテレツ」、「コロ助」、「リーム・ストリーム」が登場してるらしいです。
情報源:ブログを長く続けてみる