沈黙の15分(クォーター)

名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)
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ダムのある村を舞台に大バトル!
以下、ネタバレを含みます。(犯人までは書いていませんが…)



あらすじです。感想・評価は「◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇」へ。

8年前の12月早朝、新潟県北ノ沢村。8歳の少年・立原冬馬が何者かに追われ、崖から転落して大怪我を…。

現在の東京。都営地下鉄15号線。東都線の開通式典。朝倉知事が出席し、華々しく開かれていました。その周囲には目を光らせる目暮警部ら警視庁捜査一課の刑事達の姿が。実は前日、朝倉知事に脅迫状が届いていたので警護に当たっていたのです。

東都線の新型車両に乗り込んだ知事と共に目暮警部達も乗り込みます。同時刻、コナンは阿笠博士や少年探偵団と一緒に、高速道路の新山手トンネルを走行していました。トンネルは、途中東都線と1キロほど並行して走っています。そこに差し掛かったとき、コナンは待避所に怪しい人物を見かけます。直後、コナンは天井に仕掛けられた爆弾を発見!
車を降りたコナンはスケボーで謎の人物のもとへ。しかし、爆弾のスイッチはすでに押されていました。爆発まで15秒。コナンは工藤新一の声で目暮警部に連絡。そして走行中の車をストップさせます。
列車は緊急停止したお陰で爆発の直撃を免れ、高速道路のカーブのギリギリで停止しました。

被害は最小限で済んだものの、犯人の手がかりはなし。コナンは朝倉知事が国土交通大臣時代に建設した新潟県の北ノ沢ダムに関係するのではと推測。ダム湖に沈んだ北ノ沢村には、最後まで反対していた村民もいたのです。さらに移設された新たな北ノ沢村で、来週日曜日に開かれる開村5周年記念式典に、朝倉知事も出席予定でした。知事は事件を受けて欠席を決めたものの、コナンは阿笠博士に問題の村まで調査に連れて行って欲しいと頼みます。

翌終末、スノーフェスティバルが開かれている村にやって来たコナン、阿笠博士、少年探偵団、さらに小五郎、蘭、園子。
コナンが役場に地図をもらいに行くと、ダム湖の図面と旧村の地図をもらっている氷川尚呉と山尾渓介と出くわします。
その頃、食べ過ぎた元太の治療で少年探偵団は診療所に。看護師の立原冬美は少年探偵団を見て寂しそうな顔。

コナンは宿泊先のロッジでフロントにいた遠野みずきに、白鳥がいる沢尻湖まで行くスノーシュレートレッキングで、ダムまで行けないかを尋ねます。
その後、みんなで土産を見ていると、蘭がいきなり新一に電話を。コナンは慌てて店外に出て新一の声で応答を。しかし3人だけで外出する少年探偵団に気を取られ、うっかり雪面に書いたメモを消し忘れてしまいます。それを見た蘭は新一が近くにいるのではと疑いを持ちます。

少年探偵団はスノーモービル会場でこっそりスノーモービルに試乗。ところがスノーモービルが会場から飛び出し、一般道で転倒。コナンと哀が駆けつけますが、元太と光彦が責任をなすりつけあって口喧嘩を始めてしまいます。それをビシッと諌めるコナン。
そこにロッジに向かう武藤岳彦の車が通りかかり、コナン達も乗せて行ってもらうことに。

コナン達がロッジに戻ると、氷川と山尾、冬美、みずきが一緒にいて、そこに武藤も加わります。旧北ノ沢村の小学校の同級生5人が8年ぶりに揃って再会するのだといいます。今まで揃わなかったのは、みずきの妹・なつきをひき逃げした事件を起こした山尾に原因があるのだと氷川。一方で、武藤はさっさと村を出て行った氷川も悪いと口論に…。

翌朝、雪が積もっていたため、コナンと哀を含めた少年探偵団は雪合戦に興じます。窓の外から聞こえる賑やかな声に、意識不明のまま眠り続けていた冬馬が目を覚まします。冬美は8年ぶりに目覚めた息子の姿に喜びの涙…。冬馬は体に異常はなかったものの、転落して以降の記憶がなかったため、その日何があったのかは不明のまま。白鳥を1人で見に行っての事故と考えられていましたが…。また、山尾のひき逃げ事件があったのも同じ日だったことが判明。

午後になり、コナン達はみずきの案内でスノーシュートレッキングに出発。みずきは先に小五郎に言われたとおりメガネを外してコンタクトに換えていました。仲よさそうに話す小五郎とみずきの間に割り込む蘭。
そんな中、雪原の真ん中に変わり果てた氷川を発見。武藤の小屋に向かう途中、心臓発作を起こしたのか? しかしコナンは氷川が護身用に持っていたスタンガンがなくなっていることに気づきます。これは殺人事件の可能性が高い。トリックをあっという間に看破したコナン。

翌日早朝、散歩をしていたコナン達は、冬馬と冬美に再会。そこに小さな氷の結晶が空中を舞うダイヤモンドダスト現象が。それを見た冬馬は急に頭を抱えて苦しみだします。

記念式典開催1時間前、少年探偵団の3人は冬馬の記憶を取り戻すため、一緒に現場の湖に向かいます。しかし、その様子を黒い影が見張っていました。
その頃、コナンは氷川の部屋で重要な手がかりを発見。それはとある銀行強盗の記事。そこに哀から少年探偵団と連絡が取れないと電話が入りますが、突然通話が切れてしまいます。携帯と固定電話基地局が爆破されたのです。コナンと哀はエンジン付きスノーボードを飛ばし、少年探偵団を追います。

その頃、黒い影から狙撃される冬馬と少年探偵団。狙撃をかわしながら少年探偵団と合流したコナンは、記憶の一部を取り戻した冬馬から重要な証言を得ます。真犯人の狙いは北ノ沢ダムを爆破し、ダムの底に沈んだ強盗で得た宝石を回収すること。この計画を実行に移すため、知事が村に来るのを妨害したのです。

コナン達は爆破を阻止するため、急いで現場に急行。少年探偵団と冬馬を隠れさせ、コナンと哀はそれぞれ別の現場へ。
哀は犯人に罪を着せられようとしていた人物が気絶しているのを発見。コナンもダムの職員が気絶させられているのを発見しますが、そこで犯人と鉢合わせ。

逃げようとしますがあっという間に追い詰められてしまいます。絶体絶命の危機にとある人物が現れ、コナンを救います。そして何とか犯人を押さえるのに成功。
そこに探偵団や哀も合流。冬馬はそこで8年前の事件のことを完全に思い出します。コナンを救った人物がなつきを車道へ突き飛ばしたことを。先ほど冬馬や少年探偵団を狙撃したのもその人物ですが、コナンはその人物に殺意はなかったと推理。

一件落着かと思われたそのとき、爆弾の起爆スイッチが作動していることに気づく哀。
ダムの真上にいた一同は慌てて退避。しかし、コナンだけが逃げ遅れます。スノーボードで脱出したコナンは、そのまま決壊したダムの水の進路を変えるため行動開始。このままでは村が水没してしまう!

ダムへ向かっていた蘭達が目にしたのは、決壊したダムから凄まじい勢いで流れる濁流と、雪崩を起こしてその進路を変えようとするコナンの姿。
コナンは雪崩を起こすのに成功し、濁流の進路を村から逸らすことに成功。しかし、コナン自身は雪崩に巻き込まれてしまいます。

大慌てで雪に埋もれたコナンの捜索に当たる蘭や小五郎達。生存のタイムリミットは15分。蘭は携帯電話でコナンに電話をかけますが、見つかったのは電話のみ。制限時間が迫り、絶望感に襲われる一同。蘭はわらにもすがる思いで新一に電話を。それでわずかに意識を取り戻したコナンはベルトからサッカーボールを射出。何とか発見・救助されたのでした。

村からの帰り際、土産を買おうとする一同。蘭は子ども達の会話から、コナンの残してしまった雪上のメモ書きを新一ではなく子ども達が書いたものと解釈するのでした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


スケボー、スノボーのシーンが圧巻。よく画が動いて迫力満点でした。
さすが劇場版。画で見せてきますねぇ。

次々と謎が浮上しては解き明かされていくサスペンス要素もよし。鳥肌モノでした。
伏線の張り方もなかなか。何が伏線か分かりやすかったですけどね。ミスリードもあったし。勉強になるなぁ。
ただ、今回も事件そのもののトリックというものはなかったですね。氷川殺害のカラクリもトリックというものとはちょっと違いましたし。

なんかコナンが可愛いぞw たまには童心に帰って雪合戦もいいですよね♪
哀ちゃんとのコンビでのスノボーもよかったですねぇ。

犯人は意外性がなくてかえって意外だったかも。知事脅迫=爆破犯人=殺人犯=強盗犯ということで、非常に分かりやすかったです。これまでの劇場版は複雑な構図になることが多かっただけにね。
少年探偵団と冬馬を狙撃した人物だけが違っていたという。


「言葉に出したことは取り消せない」
「言葉は時に刃物にもなるんだぜ?」
「一度のすれ違いが永遠のすれ違いになることもある」
元太と光彦が口論した際の言葉。(ちょっと違っているかも)
前者は原作第54巻で、とある和尚さんが言っていた言葉でもありますね。
とても重みのあるいいセリフだと思います。これは主人公の魅力をよく表現しているといえますね。

また、村へ迫る濁流を何とかしようとするコナンに無茶だといったダム職員に、「コナンならできる」と言った少年探偵団。信頼されていますね、コナンは。

蘭とのロマンスは控えめでしたが、蘭が新一に連絡をしたことがコナンの命を救いました。運が悪ければ正体がばれていた可能性もありますけどねぇ(^^;

なお、関俊彦さんや加藤英美里さんもご出演。ふむふむ。

ゲストゲスト声優には戦場カメラマンの渡部陽一氏とフリーアナウンサーの宮根誠司氏が。まぁ、思ったよりはよかったかな。


劇場版第16弾も当然のように製作決定。今度はサッカーに関係のある話なのかな?
1年間楽しみに待っていましょう。
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by konosetu | 2011-04-29 20:52 | 名探偵コナン | Trackback | Comments(0)

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