2つの和解
笑顔が戻る。
ロッテの寝顔を見ようと屋敷に忍び込んできたメルチェリーダと出くわした直哉。メルチェリーダこそが明日葉の母親!
直哉とメルチェリーダの出会いは10年前。その数年後、メルチェリーダは幼い明日葉を直哉に押し付けて去ってしまいました。
その文句を言った直哉に、メルチェリーダは逆ギレして去ってしまいます。
ユーディットにそのことを相談した直哉は、メルチェリーダがロッテの母親であることを知って驚愕。明日葉とロッテは種違いの姉妹ということに…。
メルチェリーダに「絶対に伝えたい一言」があるという直哉は、明日葉を連れて会いに行こうと決意します。しかし、国王の城に潜入するのは容易なことではありません。ユーディットに相談したところ、なぜかメイド服を渡されます。
女装しメイドとして明日葉と共に城に潜入。メルチェリーダの側近に変装がバレてしまいますが、メルチェリーダが夜の共に直哉と同じ特徴の男を指定していたため、スカウトされます。
首尾よく直哉、明日葉のメルチェリーダの対面が実現します。
直哉はメルチェリーダに「明日葉がいてくれたから助けられた。ありがとう」と伝えます。明日葉を直哉に託したのも、王族の問題に明日葉を巻き込みたくなかったからだと察する直哉。
和解した2人。直哉はさらに、ロッテのことで相談を。
さらに翌日になっても母とのすれ違いに思い悩み続けるロッテ。しかし、突如メルチェリーダが学校を訪問。この日を特別に授業参観日にすると宣言します。
週末のパーティーに親が来られなかったのはロッテだけではない。生徒達に感謝されるロッテやメルチェリーダ。
久々に親子水入らずの時間を過ごせたロッテは、ようやく満足げになるのでした。
……なおやさんがじゅうさんさいのときですか。
直哉さん、あなたって人は…(´・ω・`)
いえ、元凶はメルチェリーダさんですが。
なんにせよ、直哉とメルチェリーダ、ロッテとメルチェリーダ、2つの和解をテンポよく描けていたのではないでしょうか。
どんな親子であっても、心を通わせるのは大事なことなんですよね。まことに。