平凡なヒロイン
主人公、最大のスランプ。
まだ駆け魂が6万匹はいるとエルシィから聞き、愕然とする桂馬。
再び学校で駆け魂の反応が。今度のターゲットは桂馬のクラスメイト・小阪 ちひろ。これまでと違い、あまりに個性や属性がなく、「現実(リアル)女の中の現実女」「ギャルゲーならモブキャラ」と桂馬は評します。これでは攻略の糸口すら見つからず、桂馬はいつにも増して消極的に。
しかもちひろには好きな男子がいました。振られてしまい一時は落ち込んだものの、また次の新しい恋に燃えます。心配して損したと文句を言う桂馬に、辛辣な言葉を浴びせるちひろ。
ショックを受けた桂馬は数日間自室に引きこもってしまいます。
それでも何とか久々に登校した桂馬ですが、栄養不足で倒れ込んでしまいます。リアルの世界が嫌いなのにリアルに翻弄される桂馬は全てを諦めてしまいそうになりますが、そこに以前桂馬が救った歩美が話しかけてきて…。
原作漫画より可愛めに描かれていますね、ちひろ。個性がないかぁ…。確かに仲良くなるきっかけを非常につかみにくいですなぁ。
でも現実問題、血の通った人間なら何かしらの個性があるので、コミュニケーションを取ることは可能でしょうけどね。仲良くできるかはその人次第でしょうが。桂馬には荷が重いのは確かでしょうね。
最後は攻略ヒロイン第1号の歩美が持って行った感じですね。桂馬との思い出は失われているはずですが、それでも友好的な態度ですね。桂馬が立ち直るきっかけになるのでしょうか。