探偵たちの夜想曲(バーボン)
探偵たちの夜想曲。
あらすじや、前回と重複するシーンが長かったので、実質新作は13,4分くらいだったでしょうか。原作5話分を(いつもなら3話編成なのに)4話編成にしたので無理もありませんね。不満を持った視聴者の方もいたかもしれません。
ただ、今回のエピソードは二段構えでかなり複雑な事件でした。いつものように3話編成に収めた方がテンポはよかったでしょうが、今回の事件はコナンの推理が凄く長かった。芹奈の正体やトリック、目的の推理。さらに強盗犯についての推理もしなくてはならなかったので、3話に収めようとすると凄く詰め込み過ぎになっていたと思います。
推理シーンがあそこまで長くなければ、どこかのシーンをカットして3話に収められたでしょう。が、今回のエピソードはカットできるシーンがなかった。コナンの推理を端折ると物語として成立しませんでしたからね。
だから余裕を持たせて4話編成に引っ張ったのは、いい判断だったと私は評価します。
個人的にツボだったのは世良がコナンに抱きつくシーンです(^^)
その他、今回は2か所ほどアニメオリジナルシーンがありましたね。
安室が「気休めだけどまだコナンは大丈夫」と言ったところと、沖矢一行が発砲音を聞く寸前のシーン。こういうのが追加されただけでも価値はあったと思えます。
ただ今回、疑問が残りました。
1つは、もし安室が割って入ってきていなければ、沖矢はどうやって犯人の車を止めようとしていたのでしょう?
もう1つ。沖矢、世良、安室の中にバーボンがいるのが確実になりましたが、バーボンじゃない残りの2人は誰からの連絡を受けていたのでしょう? ベルモットとバーボンの会話を盗聴していたのかなぁ? だとすると、ベルモットが迂闊すぎになるのですけど…。