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MOVIE大戦アルティメイタム

仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム

今年映画館で見る映画はこれが7作目。1人で見に行きました。ちなみに母がチケットをくれたのでタダ♪
パンフレットはいつもどおり購入。

平日の昼間なせいか、ガラガラでした。

今回は「フォーゼ」パートではイナズマンが、「ウィザード」パートではポワトリンがキーキャラクターに。
そして敵はアクマイザー…!

以下、ネタバレあり。




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


かつて人類に「悪魔」と呼ばれ、地底へと追いやられた3人の「アクマイザー」が、数千年の時を経て復活。ザタン、イール、ガーラは、人間の精神世界・アンダーワールドの魔力を使って、これまで仮面ライダー達によって倒された怪人達を次々と蘇らせます。今、まさにアクマイザーによる地上征服計画が始まろうとしていました。

<仮面ライダーフォーゼ編>

如月弦太朗達「仮面ライダー部」の面々が学園と地球の平和を守った戦いから、5年の月日が流れていました。

インターポール捜査官として事件を追っていた朔田流星は、超能力を使うギャングの男達との戦いになります。インガの援護を受けた流星は、メテオに変身して男達を制圧。男達の裏で暗躍している人物を追って日本へ向かいます。

一方、新・天ノ川学園高校の教師にして、「宇宙仮面ライダー部」の顧問となっていた弦太朗。現在の部に在籍しているのは、大木美代子という女子生徒1人だけ。美代子は史上最年少宇宙飛行士となった城島ユウキに憧れを抱いています。
生徒達とも友達になると意気込む弦太朗ですが、佐竹校長から今のままでは本当の教師になれないと優しくですが忠告されます。

弦太朗のクラスには、超能力を駆使する生徒達がいました。そのリーダー格である風田三郎は、自分達を地球の救世主「新人類」と称し、その実力を示すため、宇宙ステーションからの帰還船を超能力で爆破すると宣言します。その帰還船にはユウキが乗っています。

教室を飛び出した三郎を必死で追跡する弦太朗ですが、三郎は何とサナギマンに変身して襲い掛かってきます。弦太朗もフォーゼに変身。スイッチやステイツチェンジを駆使して戦います。が、三郎達の背後で糸を引いていた番場影人が現れ、ヘラクレス・ゾディアーツとなってフォーゼを変身解除に追い込みます。さらに能力増幅器『ゼーバー』をサナギマンに使わせ、弦太朗を吹き飛ばします。

弦太朗は辛うじてメテオに助けられ事なきを得ます。そして、かつての「仮面ライダー部」の部員達を緊急招集することに。ユウキを救い、そして「新人類」の脅威から、地球を守りぬくために――!

それぞれの道を歩んでいた元ライダー部のメンバーは速やかに集結。番場のアジトに乗り込みます。
番場に騙されていたことを知った超能力者達。番場はヘラクレス・ゾディアーツに変身し、ダスタードをけしかけます。それに応戦する元ライダー部メンバーと超能力者達。
しかし、三郎だけは再びサナギマンに変身し、フォーゼに襲い掛かります。美代子のように自分を化け物呼ばわりする奴らが許せないから…。幼い頃からそういう扱いを受けて育ってきた三郎。三郎を必死に説得しようとする弦太朗は、美代子にも考え方を改めるよう諭します。宇宙を目指すならどんな人でも受け入れられる広い心が必要だと。そしてヒーローとして戦っている弦太朗に自分の気持ちは分らないという三郎に対し、弦太朗はフォーゼドライバーを溶鉱炉に投げ捨てます。

美代子に謝罪され、弦太朗の言動にも心動かされた三郎は、ヘラクレス・ゾディアーツに苦戦するメテオを助けに向かいます。そしてサナギマンからイナズマンに進化、ヘラクレス・ゾディアーツを撃破します。佐竹校長の言っていた「本当の教師」になれたのではと賢吾から太鼓判を押される弦太朗。番場は流星に逮捕され、一件落着…と思いきや、アクマイザーのメンバーの1人・イールがゼーバーをサイコウェーブ放射装置にセット。ユウキの乗った宇宙船を爆破してしまいます。しかし、間一髪でユウキは駆けつけたなでしこに救出されます。

再会を喜ぶ弦太朗と撫子。
世界の危機に、弦太朗、流星、撫子は、アクマイザーの後を追うことに。
3人は5年前にタイムスリップ。弦太朗は高校生だった当時の自分にフォーゼドライバーを貸してくれるように頼みます。

<仮面ライダーウィザード編>

操真晴人、奈良瞬平、大門凜子、コヨミは、誘拐されたゲートを捜すうちに、多数の怪人達と遭遇します。ファントムじゃない怪人もいる…。晴人はウィザードに変身、様々な魔法やスタイルチェンジを駆使し、怪人達を撃破して先に進みます。

すると3人のアクマイザーと遭遇。合体必殺技『悪魔陣アタック』を受けてしまうウィザード。晴人、瞬平、凛子はアンダーワールドへと消えて行ったアクマイザーを追います。しかし取り残されたコヨミは再び現れた怪人達に襲われてしまい…。

晴人は「面影堂」で目を覚ましますが、どうも輪島やコヨミの様子がおかしい…。と、怪人軍団が街で暴れているのを知った晴人は現場に急行。ウィザードに変身し怪人達を撃破していると、そこに上村優という女性が現れ、美少女仮面ポワトリンに変身。残っていた怪人を全滅させます。街の人々に喝采を浴びるポワトリンは有頂天に。
瞬平と凛子が保護していた子ども達4人は、どうもポワトリンの秘密を知っているようです。
その後、「面影堂」で優の誕生日パーティーが開かれます。この変な状況は一体…?

晴人が気がつくと、何と時間が怪人軍団出現前に戻っていました。晴人は再び怪人軍団に挑み、優がやってくる前に全滅させます。人々の喝采を浴びられず、不満顔の優。
晴人は優が誘拐されていたゲートであると見抜きます。優を目覚めさせない限り、怪人達は無限に復活を遂げ、現実世界を混乱に陥れる。晴人達は優を目覚めさせ、現実へ引き戻そうとしますが、優は現実よりも、アンダーワールドの住人で居続けたいと主張します。現実よりもこの世界でポワトリンとして戦っている方が充実しているから…。

しかし、晴人は現実に生きることの大切さを説き、優を必死に説得。ようやく話を聞き入れた優は、再びポワトリンに変身。ウィザードと共にガーラに挑みます。2人は息の合った連係プレイでガーラを追い詰めます。ガーラはガーラッチョに変身し、街の上空でウィンガーウィザードラゴンと激闘を繰り広げますが、『ストライクエンド』を受けて敗れ去ります。

ところがアクマイザーの3人は優を捕らえ、拠点である装甲車へと連れ去ってしまいます。再び『悪魔陣アタック』を受け、さらに怪人軍団に囲まれてしまったウィザードで…。

<MOVIE大戦アルティメイタム>

現実世界で怪人達に襲われていたコヨミを救ったのは、フォーゼ、メテオ、なでしこでした。
フォーゼ達は『フォーゼウィザードリング』をゲートに使用し、アンダーワールドへ飛び込みます。
そして怪人軍団に苦戦するウィザードに合流し加勢。さらに新たな指輪の力でオーズ、バース、ダブル、アクセルまでもが現れます。

走り出した装甲車をそれぞれのバイクで追跡する8人ライダー。大激戦の末、ウィザードとフォーゼは「フォール」の魔法で装甲車内部へ。フレイムドラゴン、コズミックステイツにチェンジし、3人のアクマイザーと激闘を繰り広げます。そしてフォーゼが『ライダー超銀河フィニッシュ』でイールを撃破。さらにザタンを庇ったガーラをウィザードが『ダブルスラッシュストライク』で倒します。ウィザードとフォーゼが優を救出。他の6人のライダーの一斉攻撃により、装甲車は大爆発を起こします。

オーズ、バース、ダブル、アクセルは帰還。これで一件落着かと思いきや、なんとまだザタンは生きており、最後の手段として巨大空中戦艦・ザイダベックに乗って現れます。
フォーゼはフュージョンスイッチとなでしこスイッチを使い、メテオなでしこフュージョンステイツに進化。ウィザードの方は、ポワトリンが新たに生み出したウィザードリングでスペシャルラッシュに変身。
猛スピードでザイダベックを追跡。激しい攻撃にさらされながらも、必殺技を繰り出し、ザタンにトドメを刺してゼーバーも破壊。ザイダベックを撃墜します。

現実世界に帰還した一同。弦太朗はフォーゼドライバーを晴人に託し、メテオ、なでしこと共に「タイム」の魔法で元の時代に帰っていきます。
捕らえられていた子ども達や優も無事保護されます。ところが、なんと優の正体は「ど~なつ屋はんぐり~」の店長!?

「フォーゼ」としての立場を捨て、教師として成長した弦太朗は、また生徒達との穏やかな生活に戻っていきます。

そして晴人は高校生の弦太朗を訪ね、フォーゼドライバーを返却。さらに「フォーゼエンゲージウィザードリング」を託し、友達のシルシを交わして去っていくのでした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


いやはや、さすがは坂本監督だわ。スゲー大興奮の劇場版でした。
変身後のバトルはもちろん、相変わらず生身の役者さんのアクションも豊富でした。ライダーのメンバーだけでなく、インガや元ライダー部のメンバー、凛子までもが戦っていましたね。

今回の敵はアクマイザー。元ネタの「アクマイザー3」とは別人だと思えばいいですね。その悪役ぶりはなかなかでした。ザタンの声はデーモン小暮閣下。迫力のあるボイスですが、いつもの閣下の声とかなり違いますね。言われないと気づかないくらい。ちゃんとキャラにマッチした素晴らしい演技でした。

「フォーゼ」パートではイナズマンがキーキャラクターに。サナギマン=風田三郎が、弦太朗の心に触れ、心の成長を遂げて新たな自分に生まれ変わるという物語でした。演じられている須賀健太さんは「ALWAYS~三丁目の夕日~」が有名ですね。あの頃から随分と立派な青年になられました。

元ライダー部の面々の5年後も垣間見られました。みんな元気そうで何より。
ユウキは史上最年少で宇宙飛行士に。それほど優秀だったんだ…。賢吾も普通の人間として生活できているようで。JKはやっぱりロックじゃなくてジャーナリストになって正解でしょう。
あと友子はやっぱりメイクがない方が美人だと思うんだw 流星との仲はまだ続いているみたいですね( ̄ー ̄)ニヤリ

ヘラクレス・ゾディアーツ=番場影人は我望らと共にコズミックエナジーによる人類の強制的進化の研究に携わっていたようで。しかし宇宙進出より超能力開発にのめり込み、我望達とは袂を分ったと。ホロスコープスと同等の実力は持っていそうですが…どうもお金に汚い小悪党っていう印象しか持てませんでしたw やっぱりアクマイザーのインパクトがあると霞んじゃいますね(^^;

5年後の弦太朗は三郎を説得するため、ウィザードライバーを溶鉱炉に投げ捨ててしまいましたね。仮面ライダーであることを捨て、教師に専念することで生徒達と向き合おうということでしょうか。立派な教師になろうとするのは素晴らしいですけど、変身ヒーローじゃなくなってしまうのはちょっと寂しい気もします。そりゃ、仮面ライダーの必要ない世界であるにこしたことはないですけど。

「ウィザード」パートではポワトリンがキーキャラクターに。元ネタの「美少女仮面ポワトリン」って1990年の作品だったんですね。意外と新しい…。そういえば、私が小学生になるかならないかという時期に雑誌などで頻繁に写真を見かけた記憶があります。放送は見たことないんですけど。パンフレットにも書かれているように、現在の平成ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズの先輩格といえそうで。
今回のポワトリンはウィザードと絶妙なコンビネーションを見せてくれました。しかしその正体が…。いえね、どうも不自然に登場しないキャラがいるなと思っていたんですが、まさかそういうことだったとはwww

ウィザードはやはり1人でも強いですね。4つの基本スタイルに、フレイムドラゴン、ハリケーンドラゴンも披露してくれました。ハリケーンスタイルでキックストライクを使ってくれたのは新鮮でした。
あと、テレビ版で「ドリル」が登場したときから期待していたのですが、その期待通りフォーゼ(ファイヤーステイツ)と一緒にダブルドリルキック(しかも炎を纏った)を披露してくれました。

メテオなでしこフュージョンステイツとスペシャルラッシュの戦闘シーンはほとんどCGだったかな。劇場版ならではの激しい戦闘でした。
スペシャルラッシュはフレイムドラゴンにドラゴンの頭、翼、尾、爪が出ている形態。やはりランドドラゴンが「スペシャル」を使うと爪が顕現するようですね。ウォータードラゴンは尾でしたから。

火野映司も少しだけですが登場してくれて、怪人達との戦いを見せてくれました。しかし映司、いきなり会った女の子(コヨミ)にパンツがぶらさがった棒を渡すのはどうなんだw
舞台の設定上、変身するところが見られなかったのはちょっと残念。

最後のCGバトルもよかったですが、やはり一番の見どころは8人ライダーの豪快な装甲車との追跡劇だったと思います。Wは破壊力の高いヒートトリガーで撃ちまくり! オーズは久々にブラカワニコンボで装甲車を叩きまくる! バイクフォームのアクセルにはなでしこが搭乗していましたねw リボルギャリーやガンナーAも登場。
装甲車を破壊するときはサイクロンジョーカーゴールドエクストリームとスーパータトバコンボも登場。バースはバース・デイに。アクセルはトライアルになっていましたが…彼だけ足をバタバタさせていたのには笑いを堪えるのが大変でしたw

今回新規に登場したアクマイザーなど以外の歴代怪人達について。
雑魚兵士のマスカレイド・ドーパント、屑ヤミー、ダスタード、グールの他にも、「W」「オーズ」「フォーゼ」に登場したいろんなドーパント、ヤミー、ゾディアーツも登場しましたね。
見て瞬時に名前を思い出せる奴もいれば、なかなか思い出せない奴も…。どれだけの怪人の名前を思い出せるか、密かにトライしていました。もっとも、視覚に入ったのが一瞬だったり見落としたりも多かったりで…。後でパンフレットの登場怪人リストを見てみると、かなり出ていたのが分かって感心しました。個性的な奴らがいっぱいだったなぁ。ちょっと懐かしいです。
尺の都合でなかなかできないでしょうけど、ジュエル・ドーパントやドラゴン・ゾディアーツの固さ、ネコヤミーの柔らかさにちょっと手こずるとか…という描写があったらもっと面白かったかもw

ED後には新たな仮面ライダーであるビーストが顔見せ。食事の時間が始まるそうです。能力も変身する人物も、今のところは不明ですね。来年早々には登場しそう。今後のテレビシリーズがますます楽しみになりました。

以上、記憶を手繰りつつ、パンフレットも参考にしてあらすじや感想を書かせていただきました。
ただ、誤りや記憶違いがあるかもしれないので、そこはご了承を。

映画館によっては「ゴーバスターズVSゴーカイジャー」や、宇宙鉄人に宇宙刑事まで入り混じっての「ヒーロー大戦2」の宣伝があったらしいですが…。残念ながらウチでは何も流れませんでした…OTZ
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by konosetu | 2012-12-18 19:34 | 仮面ライダーフォーゼ | Trackback(3) | Comments(0)

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