絶対能力進化計画(レベル6シフトけいかく)
狂気の計画。
自分のクローンは実在した。美琴のクローン=ミサカと遭遇し、呆然とする美琴。クローンを作ったのは誰なのか、なんのために? 事情を探ろうと矢継ぎ早に問いただす美琴ですが、ミサカは美琴が部外者だからと答えをはぐらかせるばかり。すっかりミサカのペースに乗せられてしまいます。
仕方なく美琴はミサカの後を付け、ミサカが帰った先にいるであろう研究者に問い詰めようとします。しかし、ミサカは研究所には帰らず、とある実験に向かうのだといいます。散々ミサカに振り回された美琴は独自に調査を再開。
一方、ミサカはロッカーに預けていたライフル銃を取り出し、ひと気のない路地の奥へ…。
美琴は調査の結果、自分のクローンが量産されている理由を突き止めます。学園都市には7人のレベル5の能力者がいますが、1人だけレベル6へと進化する可能性のある者がいるというのです。その人物を進化させるには、美琴と戦って百数十回倒せばいいようですが、それは不可能。ならば美琴のクローンを作り、2万人殺害させれば目的は達成される…そうプログラムが予測を打ち出したのだといいます。
胸騒ぎを覚えた美琴はミサカを探しますが、時すでに遅し。レベル6への進化の可能性を秘めた能力者・一方通行(アクセラレータ)により、ミサカはじわじわと追い詰められた末に惨殺されてしまいました。怒り狂った美琴は一方通行に猛然と立ち向かいますが…。
Aパートはギャグも挟まっていて面白かったのですが…。
一方通行が登場したら空気が変わりましたね。いやはや、残忍な鬼畜キャラですなぁ(^^;
岡本さんって、別作品ではなよなよした男性キャラとかも演じられていますが、こういう悪魔のようなキャラも演じられるんですよね。ピッタリですわ。
「禁書目録」本編以前からもこういうエグイことが繰り広げられていたんだなぁ。しかし、いくら自分より遥かに能力が劣る雑魚を2万人殺したところで、本当に能力が進化するのかどうかというと疑問なんですよねぇ。
まぁいずれにせよ、一方通行は上条さんに敗れ、打ち止め(ラストオーダー)と知り合って丸くなっていくわけですけど。
そんな未来が待っていると知らない美琴の死闘がこれで幕を開けたわけですね。
カエルバッジが最初で最後のプレゼント…(´;ω;`)