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業火の向日葵

名探偵コナン 業火の向日葵

炎に包まれる名画!
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今年映画館で見る映画はこれが2作目。

友人と一緒に見てきました。本当はもう少し早く行く予定でしたが、都合が悪くなったので少し延期。
ゴールデンウィークとはいえ、平日で公開から2週間ちょっと経っているのですいていました。
いつもどおりパンフレットを購入。


以下、ネタバレありです。一応犯人の名前は伏せています。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




アメリカ・ロサンゼルスにて。鈴木次郎吉が、幻の存在とされてきた新たなゴッホの「ひまわり」を破格の値段で落札。
そこにキッド襲来。「ひまわり」をいただくと宣言し、逃走します。
入れ違うように新一が登場。「ひまわり」の警護を申し出ます。

「ひまわり」を載せ、次郎吉や園子、そして「七人のサムライ」ら警備関係者のみが搭乗した飛行機。
空港に到着直前、飛行機の扉が爆発され、制御不能に!
外に飛び出た「ひまわり」を追って新一=キッドも外へ。キッドは何とか「ひまわり」を回収。
飛行機の方もなんとか緊急着陸に成功したものの、あわや大惨事となるところでした。
一方、空港でキッドを目撃したコナンは、ひまわりを持って滑空するキッドを追跡。
屋上で向こう側の棟にキッドと「ひまわり」を見つけるも、キッドは「ひまわり」を放置して飛び去ります。

キッドの残した「ひまわり」は本物で、損傷もなくひと安心。
が、この事件のせいで、他の「ひまわり」を貸してもらいづらくなることが予想され、展示会開催に暗雲が立ちこみます。

後日、損保ジャパン日本興亜美術館へと向かった少年探偵団と阿笠博士。
コナン達はこの展示会の目玉である5枚目の「ひまわり」見ていました。
子ども達と博士が土産を買いに行く中、「ひまわり」を見つめるコナンを見ていた哀に謎の老婆、ウメノが話しかけてきます。「見ているだけでは後悔する」と意味深な発言を…。

一方、コナンが出かけた直後、小五郎にキッドからの予告状が届きます。
すぐさま警察に連絡して警備強化の会議をしていた七人のサムライのもとへ向かう小五郎と蘭。
予告状の暗号を解くと、5枚目の「ひまわり」=損保ジャパン日本興亜美術館の「ひまわり」がキッドの狙いだと判明。

哀とウメノが会話していたところ、小五郎や中森警部が到着。
そこでキッドの予告のことを聞いたコナンは、哀にあとのことを任せて小五郎達とともに応接室へ。
館長を説得し、「ひまわり」を別の場所へと避難させることに。が、その運搬作業中にキッドマークつきの予告状が箱のフタの裏から見つかります。
そこには「ひまわりは確かに受け取った」と書かれており、急遽絵画を鑑定することに。
ところが、それはキッドの罠。警備員に化けていたキッドが、「ひまわり」を持ち去ってしまいます。
キッドを追いかけるコナンとチャーリーですが、謎の飛行物体に惑わされて逃げられてしまいます。

キッドは新たな予告状で100億円を要求。次郎吉が残りの「ひまわり」を所有する他の美術館への交渉を条件にお金を用意することに。
キッドの指定したホテル一室に現金100億円と損保ジャパン日本興亜美術館の館長を配置した警察。
ところが、なぜかホテルの前にマスコミが詰め掛けます。どこから情報が漏れた…?
取引時間まであとわずか。指定された部屋の異常に気づいたコナンはチャーリーとともに部屋へ急行。
が、時すでに遅く、キッドが部屋の窓を爆破。それによって異常だった気圧が窓へと吸い出され、現金100億円がホテルの外へ散らばり大混乱に。
それでも、なんとか「ひまわり」を取り戻すことには成功。

後日、報道番組に次郎吉と園子が出演。そこで美術館の紹介とチケットの抽選開始が発表されます。
阿笠の家でひまわり展のチケット入手に失敗したと落胆する探偵団。が、なんと阿笠がチケットを当てたといいます。阿笠にチケットをねだるも、クイズを間違えて結局もらえずじまい。
それでも諦めきれない探偵団は、次郎吉に直談判。なんとかチケットを手に入れます。
探偵団が帰った後、次郎吉に荷物が届きます。その荷物が突如発火! 幸いケガ人は出なかったものの、このことを公にすると、ひまわり展開催に支障が出る…と、内密にすることに。

数日後、なんとか全ての「ひまわり」が集まり、無事開催されることとなったひまわり展。
入念なボディチェックを受け、続々と入場していく客の中には、工藤新一やウメノの姿も。
ウメノは1枚目には目もくれず、2枚目の「ひまわり」のもとへ行き、1人涙を流します。その様子を監視カメラで見た後藤も涙を…。

「ひまわり」を順番に鑑賞しながら進む探偵団や蘭、園子。
そこで園子は新一を目撃したと言い出します。さらにコナンがキッドの予告状を発見。
コナン達は制御室で会議をしていた小五郎達にそれを報告。
予告状の意味はまだ分からないものの、次郎吉は急遽美術館を閉館させることを決定。
客を次々と外に出し、七人のサムライは会場に残っているであろうキッドの捜索を開始。

そして、チャーリーが電気制御室にてキッドの姿を発見、追跡を開始。しかし、入れ違いに別の人物が忍び込んできて配電盤をショートさせ、火災を発生させます。
その頃、キッドの予告状の暗号を解読したコナン。七人のサムライの中に裏切り者がいる!
中森は七人のサムライの経歴の再調査を指示。そして、ひとり不可解な経歴を持つ人物が。それは東幸二。

東は2枚目の「ひまわり」を監視するモニターの前で、過去の自分の罪を自供。
田舎の廃屋で発見した幻の「ひまわり」の処遇を巡り、兄の東幸一と口論に。拳銃が暴発して兄を殺してしまったといいます。
しかし東は、「ひまわり」を守りたい気持ちは本当で、裏切り者は自分ではないといいます。
そこでやっと一同は、美術館の火災に気づきます。

次郎吉は後藤に急いで「ひまわり」を緊急離脱させるように指示。
火の手が迫る中、装置が作動して「ひまわり」を脱出させますが、なぜか2枚目と5枚目の「ひまわり」だけが脱出させられていませんでした。
それに気づいたコナンは、蘭達に気づかれぬよう、美術館の中へと舞い戻ります。
一方、チャーリーを巻いていたキッドは5枚目の「ひまわり」をなんとか避難させます。
続けて2枚目も避難させようとしますが、引っかかってなかなか外せません。

そこに、コナンが到着。コナンは石を蹴って壁を壊そうとするも失敗。
コナンを捜してやってきた蘭の空手でなんとか壁を壊し、「ひまわり」を脱出させたコナン達。
しかし、炎に囲まれ避難経路を断たれてしまいます。そこでキッドは寺井に頼んで美術館の上にある給水タンクを爆破。流れ込んできた水で炎が消え、コナン達は押し流されます。

流れ着いた場所で気絶した蘭を壁に立てかけ、キッドは本来の避難経路の無事を確認しに行きます。
一方、東を目暮に預け、次郎吉達は「ひまわり」の無事を確認しに向かいます。 ところが、避難できていた「ひまわり」は6枚しかなく、残り2枚はまだ美術館の中だということに気づきます。
そんな中、インカムから新一の声が。コナンは新一の声を使って推理を披露。事件の真犯人を名指しします。演出で展示されていた向日葵の花々を導火線に使えた人物は1人しかいない。

犯人は「ひまわり」を心から愛していたといいます。 だからこそ、「ひまわり」の中に贋作が混じっているのがどうしても許せなかった。贋作の「ひまわり」をこの世から抹消したかった。たとえ自分の命を危険にさらしても。
しかし、新一=コナンは「ひまわり」は正真正銘本物だと論破。さらには自己中心的な犯行だと断罪。

美術館の崩壊は止まりません。キッドが逃げ道が無事なのを確認し、蘭だけなら一緒に逃げられると答えます。
蘭を託されたキッドは、なんとか崩落する岩を回避し、なんとか外へと脱出。
残ったコナンはとっさに「ひまわり」の脱出シャフトへと飛び込みます。

その頃、蘭とコナンがいないことに気づいた小五郎達。そんなとき、哀が滑空するキッドと蘭を発見。
一方コナンは、シャフトの中でいまだ美術館内に取り残されていた2枚目の「ひまわり」の場所へたどり着きます。
水に浸かっていたものの防火、防水ガラスで守られていたため無事だった「ひまわり」。しかし、ここも崩落は時間の問題。
無謀ながら、ひとつだけ脱出方法を思いついたコナンはそれを決行。花火ボールの爆発を使い、「ひまわり」と共に流されつつなんとか美術館から脱出。

小五郎達は蘭を発見。が、コナンがまだ美術館の中に…? 必死にコナンを呼ぶ一同。
湖底に沈んでいたコナンですが、ボールを膨らませ、何とか湖面へと浮上。
「ひまわり」も無事で、次郎吉は大喜び。

一方、チャーリーは茂みの中でキッドと対峙していました。
キッドが「ひまわり」を盗もうとしたのは、ある人物(=後藤に化けていた寺井)に依頼され、「ひまわり」を守るため。そしてウメノに幻の「ひまわり」を見せるため。
事情を知ったチャーリーはキッドを見逃すことに。

後日、まだひまわり展の中止を知らない阿笠がチケットを失くしたと騒ぎますが、ニュースを見れば分かると冷ややかな視線を送るコナンと哀でした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


おお~、なるほどこんな感じかぁ。
今回、感想は簡単に。まず率直に思ったことを箇条書きにします。

・鈴木財閥ハンパねぇ。
・ある意味、これまでで最も園子が活躍した劇場版だったかも。
・アクション、サスペンス要素はなかなかハラハラできた。
・犯人の動機がしょぼい…。
→ただ、たとえしょぼくてもそれこそ犯人が助かる算段などせず、捨て身で絵画を破壊しようという信念があれば少しは大物感があったかも。「時計じかけ」や「天国」の犯人がそうでしたから。
・芦屋の絵画にまつわる話が深かった。ここに犯人も関わらせたらよかったのでは?
・犯人とコナン(&キッド)を直接対峙させた方がよかった。

前半はコナンとキッドの対決が色濃い感じで。
暗号等の謎は提示されたら即座に解読される感じ。最も大きな謎はキッドの目的といったところでしょうか。
全体的に見てもアクション重視。ミステリー要素は薄めだったかも。
犯人の犯行は大胆だったものの、結構分かりやすいかも。あからさまに怪しい言動がありましたから。
犯人が結構小心者(^^; 動機がしょぼいのはともかく、自分の命を懸けても己の芸術を押し通そうとした「時計じかけ」や「天国」に比べると…見劣りしますな(苦笑)

あと、航空機墜落の危機や、ラストのコナンの脱出方法などが若干過去作とかぶっているなぁ(^^;
迫力あって楽しめましたが、批評する人の意見も分かった気がします。
それと、本編と関係ないですが、ポスター。かなり出番の少なかった目暮より、かなり出番の多かった次郎吉を載せた方がよかったと思うのですが。
あ、エンディングはいい感じでした。ひょっとしたら、今回の作品の最大の見せ場かも(笑) でも、テレビでオンエアの際はカットされるんだろうなぁ(汗)

来年は20作記念。黒の組織が絡んでくるようです。
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by konosetu | 2015-04-28 19:50 | 名探偵コナン | Trackback | Comments(0)

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