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仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL

仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー

史上最大の大決戦!

今年映画館で見る6本目の映画です。
平日の昼間だったのですいていました。
なんと、残念ながらパンフレットは品切れ(´;ω;`)
後日、公開期間中になんとか手に入れたいと思います。




以下、ネタバレあり。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




登場ライダー
ビルド:ラビットタンクフォーム、エグゼイド、海賊レッシャー、ホークガトリング、ニンニンコミック、フェニックスロボ、ラビットタンクスパークリング
クローズ:基本
グリス:基本

エグゼイド:アクションゲーマーレベル2、ムテキゲーマー
ブレイブ:レガシーゲーマーレベル100、クエストゲーマーレベル2
スナイプ:シミュレーションゲーマーレベル50、シューティングゲーマーレベル2
レーザー:バイクゲーマーレベル2  レーザーターボ:バイクゲーマーレベル0
ゲンム:ゾンビアクションゲーマーレベルX-0

ゴースト:オレ魂、ニュートン魂、グレイトフル魂、ムゲン魂
鎧武:オレンジアームズ、カチドキアームズ、極アームズ
フォーゼ:ベースステイツ、コズミックステイツ
オーズ:タトバコンボ、ガタキリバコンボ、タジャドルコンボ

登場怪人
ネビュラバグスター、Xガーディアン
カイザー、カイザーリバース、バイカイザー
アンク、ウヴァ、カザリ、メズール、ガメル
スコーピオンゾディアーツ、キャンサーゾディアーツ、ヴァルゴゾディアーツ、レオゾディアーツ

仮面ライダーエグゼイドから成分を奪う夢を見て目を覚ます桐生戦兎。
そこにちょうど、美空がゲームとドクターのフルボトルを完成させます。
なぜか戦兎が握っていたものを完成させたといいますが…。

nascitaの店長代理を務める万丈龍我。愛と平和のために戦うという戦兎のお人好しさに呆れます。
ならお前はなんのために戦っているのかと戦兎に問われ、言葉を詰まらせます。

そんな中、街にネビュラバグスターが出現。
応戦する戦兎=ビルドと龍我=クローズですが、攻撃が通用しません。
そこでビルドは先ほど入手したゲームとドクターのフルボトルを使用。
エグゼイドフォームでネビュラバグスターを蹴散らします。
しかし、その直後に謎の怪人・カイザーの攻撃を受け、ゲームとドクターのフルボトルを奪われます。
クローズは逃走したカイザーを追跡するも、「エニグマ」と呼ばれる装置に吸い込まれてしまいます。
なんとかビルドが2つのフルボトルを取り戻しますが…

一方、並行世界であるエグゼイドの世界にもネビュラバグスターが出現。
宝生永夢が変身できない中、鏡飛彩=ブレイブ、花家大我=スナイプ、九条貴利矢=レーザーターボが応戦。
しかしカイザーリバースが現れ、世界が大振動を起こした瞬間、全員の変身が解除されてしまいます。
生身のライダー達を庇ったのは、天空寺タケル=仮面ライダーゴースト。
ネビュラバグスターを倒すことはできないものの、ニュートンの重力攻撃で何とか追い払います。

聖都大学附属病院で大勢のバグスター感染者の対応に追われるドクターライダー達。
そんな病院に「スカイウォールがない!」と混乱している龍我が乱入してきます。
龍我の腰に巻かれたビルドドライバーを見て「奪った力を返せ」と、龍我に詰め寄る永夢。

ビルドの世界では、同じようにパラドが戦兎に「永夢の力を返せ」と食ってかかっていました。
パラドは2年間この世界をさまよい、ようやく戦兎を発見したといいます。
しかし、石動に保護された1年前より以前の記憶がない戦兎には身に覚えがありません。
そんなところに、戦兎達を裏切った石動が姿を現します。
ビルドに変身した葛城巧がエグゼイドの成分を摂取していたおかげで、永夢は飛彩達のような状態に陥らずに済んだ模様。
この事件に最上魁星という科学者が絡んでいるといい、フェニックスとロボのフルボトルを残して去っていきます。

ゲームフルボトルを使用し、永夢と交信するパラド。
世界の危機を知った一同は行動開始。
檀黎斗=ゲンムが開発したビルドフルボトルを併用し、時限式ながらライダーに変身した飛彩、大我、貴利矢は大量のネビュラバグスターを"切除"していきます。

ビルドの世界では戦兎とパラドが最上のことを調査。
最上は東都先端物質学研究所の元科学者。難波重工にも関わっていました。
かつて助手の葛城巧と共にエニグマの開発をしていたものの、政府に資金援助を打ち切られてしまったそう。
葛葉紘汰=鎧武に援護され、最上の隠れ家に踏み込んだ2人は、最上から人類消滅計画を聞かされます。
システムの誤作動により左半身を失った最上の最終目的は、不死身の体を手に入れること。

エグゼイドの世界では永夢と龍我が、最上の隠れ家を目指します。
たとえ変身できなくてもバグスターと戦う永夢に、戦兎と同じ雰囲気を感じる龍我。
直後、地面が大きく陥没。落下しそうになる龍我を戦兎が助けようとするも、2人とも落ちそうに…!
そんな2人を助けたのは火野映司=オーズ。

この事件には財団Xも絡んでいるといい、3人は並行世界の陽気な性格の最上のもとへ――!!
最上は財団Xが開発したコアメダルを用い、5体のグリードを複製。
アンクに襲われ絶体絶命のピンチに陥る映司ですが、割れたアンクのコアメダルが反応。
ニセモノと分かっていてもアンクの手をつかんだ映司。すると、割れたコアメダルが複製アンクと融合。元の人格を持ったアンクが復活します。
大急ぎで最上の部屋へと戻った映司とアンクは、グリード達からコアメダルを奪取。
オーズに変身した映司がグリードと戦っている間に、クローズがカイザーリバースと対決。なんとか撤退に追い込みます。
しかしカイザーリバースがビルを爆破。絶体絶命の永夢と龍我を救ったのは、如月弦太朗=フォーゼでした。

母校である天ノ川学園高校に、弦太朗が永夢と龍我を案内。
フォーゼが4体のゾディアーツを相手にしている間に、姿を現したエニグマへと突入する永夢。
装置にたどり着いた永夢。並行世界にいる戦兎は、あえてエニグマの融合を早めるよう指示します。

2つの世界のエニグマが融合し、世界が崩壊を開始。
しかし2つの世界が繋がったことで、戦兎とパラドは永夢と合流。これにより、永夢は変身能力を取り戻します。

そして6人のライダーが集結。それぞれバイクを駆り、大量のXガーディアンを蹴散らしエニグマへと突入。
ゴースト、鎧武、フォーゼ、オーズが装置からエニグマを切り離しますが、エニグマ本体は健在。
エニグマの上で2人のカイザーが合体したバイカイザーと決戦を繰り広げるビルドとエグゼイド。
やがてムテキゲーマーへと変身した永夢。そしてクローズが届けたラビットタンクスパークリングでパワーアップしたビルド。
不死身のはずの自分が押されているのに焦るバイカイザー。戦兎があえて世界の融合を早めたため、バイカイザーは不完全な強化となっていました。
2人のライダーのキックで遂に撃破されたバイカイザーとエニグマ。
残ったXガーディアンもゴースト、鎧武、フォーゼ、オーズ、そしてクローズによって全滅しました。

世界が正常になったため、元の世界へと戻っていくビルドとクローズ。
離れていてもいつも一緒にいるからと…

仲間達と無事に再会を果たした永夢とパラド。
大天空寺を離れていた御成を再び迎え入れるタケル。
天ノ川学園高校の教諭に着任し、生徒達に慕われる弦太朗。
改めて守りたい故郷である地球を堪能する紘汰。
「今日の分のアイス」を堪能しながら再び消滅したアンクを見送った映司。

そして、秘密基地に帰還した戦兎と龍我。
疲れ果てて眠ろうとしていたところに、再びスマッシュの出現情報が。
意気揚々と出撃していく龍我に成長を感じ取る戦兎。

ガーディアンと戦闘を繰り広げるビルドと龍我ですが、そのガーディアンが一瞬にして一掃されます。
ガーディアンを倒し、ビルドからフェニックスとロボのフルボトルを奪ったのは……新たな仮面ライダー!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


…神作品すぎて泣いた。
特に映司とアンクのくだり。感無量です!

大げさじゃなくて本当に涙出ましたわ(;∀;)
クライマックスなんて思わず声上げそうになりました。
みんなカッコよすぎやで!

ゲストライダー達にもちゃんと見せ場が用意されており、自然に物語にガッツリ絡んでいました。
各シリーズの後日談としてもしっかり練られていたかと。

「ビルド」の世界と「エグゼイド」の世界、それぞれ同時進行で描かれていたのが良かったです。
龍我を永夢と、パラドを戦兎と、それぞれの相棒を交換し合っていたのもクロスオーバーとしてはいい試み。
ネビュラバグスターを倒せるのはエグゼイド系ライダーだけという縛りも中盤辺りまで利いていましたね。
これにより、たとえ勝ち目のない戦いであっても敵に挑んでいくという熱い展開が生まれました。
雑魚すら倒せない事態はキツすぎです(^^;

クライマックスで6人バイクスタート…の掛け声がバラバラだったとか、ちょこちょこ笑いどころも。
激しいバイクアクションも見どころ。大半はCGでしたが、ところどころ実写も織り交ぜて。
派手に車一台ふっ飛ばして、バイクに跳ね飛ばされるXガーディアンズ…。
トドメはみんなそれぞれがライダーキック! 特にコズミックステイツがロケットドリルキックする絵面は珍しいです。
BGMもイイ感じのやつがたくさん流れていました。サントラ聴いてみようかな?
バイカイザーがダブルキックで撃破されたときは思わず声上げそうになっちゃいましたよ(^^;

「仮面ライダービルド」としては、今後のちょっとした伏線を交えた展開。
時系列はおそらく第14話と15話の間。初日に映画を見に行った人にとっては、石動マスターが裏切ったことが先に分かってしまった形。
そして戦兎が氷室幻徳と普通に会話していたので、互いの正体を知りつつも表向きはこれまで通りの接し方を維持している状態。
おそらく第15話でそれは崩れると予想されるので、ちょうどこのタイミングに映画を見ると繋がりやすいですね。
夏の「エグゼイド」映画のエピローグにて、永夢からエグゼイド成分を抜き取ったビルドの変身者は葛城巧だったようです。
それはいずれ暴挙に出る最上への対策。エグゼイドの変身能力を一時避難させるためだったと。
しかし成分を抜き取った時のイメージが、戦兎の夢の中に出てきたのか…。ま、これで大体答えは出たようなものですね。

全体的には万丈龍我の精神的な成長物語としての側面が強かった印象。実質龍我が主人公だったのかもしれません。
戦兎にしても他のライダーにしても、もうみんな達観した戦士になっているので、精神的成長の余地があるのは彼だけですしね。
歴代ライダー達と出会ううちに、自分が戦う理由を見出していった形で。
そうなんですよ。見返りも称賛も何もないのに他人のために戦える人って、一般論で言えば変な人だし大バカ者です。
でもそんな大バカ者達の生き様にホレた、憧れを持ったのでしょうね。

エピローグでは恒例の新ライダー(新変身システム)の顔見せ。
仮面ライダーグリス。北都から来たライダーのようですが、果たしてその素性は? 敵か味方か?

「仮面ライダーエグゼイド」としてもナチュラルな後日談だったと言えます。
まだVシネマを残しているとはいえ、ひとまずの幕引きとしては綺麗に締めくくられたかと。
永夢がかなり頼りがいのあるドクターになったもので。先輩ライダーであるタケルよりも大人びています。
いや、ま、年上なんだけどね(笑)
何でもアリのチートキャラ、ムテキゲーマーを封じられる展開もお馴染み。たとえライダーに変身できなくとも、心はライダー。
終盤、やっとのことでパラドと合流し、変身を果たしたときの高揚感が凄かったです。

他の面々の活躍も相変わらず。ほとんど雑魚掃除でしたけどね(´・ω・`)←ぁ
出番は少なかったものの、またしても黎斗神の発明が役に立ちました。でもお調子者なのは相変わらず。

タケル殿は去年の映画で永夢に救われたことをとても感謝しているようで。
相性のせいでネビュラバグスター相手には苦戦したものの、Xガーディアン相手には無双していましたね。
去年はテンカトウイツ魂にお株を奪われたグレイトフル魂とムゲン魂も大活躍。英雄召喚は物量戦に便利ですよねぇ。
そして黎斗神を鎮静化させた御成。…できる! 神様じゃなくて仏様に使える身ですけどね(笑)
御成は大天空寺から離れていた時期。スペクター主役のVシネマを見た後だと経緯が分かりやすいかと。

紘汰さんは「ビルド」の方の地球へ。これほど頼もしい助っ人はありません。
敵に向かって「禁断の果実に手を出したか」という言い回しは彼ならではです。
変身前の紘汰さんが登場したのは実質1つのロケ地だけでしたが、出てくださって嬉しかったです。
そしてやはりカチドキアームズの旗は物量戦で便利ですねぇ(笑)
極アームズのライダーキックも比較的珍しいかと。

天ノ川学園高校も懐かしい。
エニグマの隠し場所でもあり、この日の正午にエネルギーが最大になる…という情報も、バイカイザー攻略の重要なヒントに。
教師となった弦太朗も変わりませんねぇ。宇宙へ旅立つという歌星賢吾を見送りに行っていたようで。
時系列的には「MOVIE大戦アルティメイタム」の前なんですね。だからフォーゼドライバーが破棄される前。
弦太朗に人気を取られそうだと危惧している大杉先生。ぱちーん(笑)
JKの情報収集能力も役立っていましたね。
ほとんどCGでしたが、モジュールを使った戦闘も健在。量産型ではホロスコープスも一般怪人並み。
最上も出し惜しみせず「みんなで宇宙キター」みたいに12体出せよ(苦笑)
先述しましたが、コズミックステイツがロケットドリルキックする絵面は貴重でした。

そして特筆すべきはオーズ!
本当に胸熱な後日談でした。財団Xの関与を知って駆けつけた映司!
龍我のピンチを救って。自分の手の届く範囲は守って見せる。その心意気に龍我は心打たれたようで。
最上が財団Xの幹部ということで、「MOVIE大戦MEGA MAX」みたいに疑似的にグリード(アンク含む)が復活!
どういった経緯でアンクが復活するのか気になっていましたが、なるほどこういうこと。
ニセアンクに壁が抜け落ちるほどの威力で叩きつけられた生身の映司。丈夫ですね(^^;

最終回の「あのとき」の映像がフラッシュバック。かつて届かなかったアンクの手を今度はつかんで。
割れたコアメダルがアンクを復活させて。相変わらず尊大な態度のアンク。
いつかの明日……(´;ω;`)ブワッ

「今日の分のアイスよこせ」「分かってるよ」
\タカ/\トラ/\バッタ/\タ・ト・バ タトバタトバ/
この流れ神ってる!!
しかし不意を突かれたとはいえ、3枚のコアメダルを奪われたウヴァさん(;ΦωΦ)
\ガ~タガタキリバ ガタキリバ/
これで大量の敵が出てきてもヘーキヘーキ♪

「お前がやれって言うなら、お前が本当にやりたい事なんだよな…」
セリフだけで何の作品か分かるのって良作である証拠ですよ。
尺的にあまり多くのコンボは出せなかったようですが、これだけは外せない。

アンク「タカ! クジャク! コンドル!」
\タ~ジャ~ド~ル~/

プロミネンスドロップで折り重なったXガーディアンを踏みつけるように撃破。爆発を背景にするタジャドル。
カッコよすぎやろぉぉぉッ!! \(T▽T)/

エピローグでは今日の分のアイスをアンクに渡し、財団Xの銀縁仕様のコアメダル消滅。
満足そうに消えていったアンク。残された割れたコアメダル。…切ない。
またいつかの明日で……(´;ω;`)ブワッ  本当に名コンビです。

エンディングは6ライダー作品の主題歌メドレー。「ビルド」以外は思い出の名シーン集。
エンドロールも見逃せませんでした。

去年もかなり素晴らしい作品でしたが、今回はそれ以上に「心が躍る」作品でした。
原典リスペクト作品って本当にいいものですね。
ありがとうございました!

Tracked from 地下室で手記 at 2017-12-16 14:16
タイトル : 今日の仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビ..
映画見に行ってきました。 今回は仮面ライダービルドと仮面ライダーエグゼイドを軸にレジェンドライダーの客演という体裁になっていますが、1つの話しに上手く融合してまとめたなぁという感じですね。 仮面ライダービルドがスカイウォールの惨劇によって日本が3分割したですので、この設定をどう処理するのかと思っていましたが、パラレルワールド扱いにして、パラレルワールド出現そのものが今回の話のメイ...... more
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by konosetu | 2017-12-13 18:59 | 仮面ライダーエグゼイド | Trackback(1) | Comments(0)

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