レポートですよ

16日に行った施設見学のレポートです。
ここにも書き込んでおきます。



 今回見学実習に行かせていただいた(施設)も以前見学した施設同様、ごく普通のマンションの一室です。中へ入っても、やはり第一印象からアットホームな温かい雰囲気で、スタッフの方も、メンバーの方もフレンドリーな関係だと感じました。元々話ベタな上、緊張してしまっていた私にとっても、初対面に関わらず非常に話しかけやすかったです。
(施設)は、最近まで小規模作業所でしたが、障害者自立支援法の影響で地域活動支援センターと名称が変わりました。もっとも、その活動の内容はあまり変わっていないとのことです。メンバーの方々は基本的に自由にやってきて、思い思いに雑談したり、ゲームをしたり、料理(調理だけでなく、買い物も含む)をしたりして過ごし、好きなときに帰るといった流れです。私もメンバーの方と将棋を指させていただいたり、お昼ご飯を一緒にいただいたりしました。お話も結構させていただきました。気さくに話しかけてくれる方、薬を服用しているせいで声が出しづらそうな方、自分の家族や実家のことを話してくれる方、役に立ちそうなお話を聞かせてくださる方など、いろんな方が楽しく過ごされていました。
同様の施設の多くは、お弁当作りや喫茶店、紙袋の加工、建物清掃などをやっているものです。しかし、作業所という名称を最近まで使っていたわりに、(施設)では特にこれといった特定の作業は行っていないとのことです。こうすることにより、大きなメリットがあるといいます。それはスタッフの人員が時間的に余裕を持つことが出来るということです。これにより、施設の番・外出組の引率・メンバーの個人的な用事(生活保護や病院関係)の付き添いなど、役割分担しやすいとのことです。また、作業自体は目的ではなく、あくまで社会復帰のための道具なのだというお話も伺いました。
学校の授業で地域と繋がりを持つことが大切だと習っていたので、この施設はどうなのかとスタッフの方に尋ねました。この施設は他と比べても、自治会や町内会との関わりをかなり深く持っているとのことです。スタッフが役員会に出席したり、メンバーが防犯パトロールに参加したり、夏祭りでは出店を開くなど、地域活動にも精力的とのことです。
前述したとおり、この施設はごく普通の家です。なぜもっと施設の存在を分かりやすく示していないのかとスタッフに尋ねると、興味深い返事をもらいました。それは、この施設を町内にあるのが当たり前の場所にし、特殊な場所にしたくないからだということです。ノーマライゼーションの実現には、障害者がいて当たり前の社会づくりが必要。40年ほど前の社会の制度や価値観により、排除され蔑まれてきた障害者の居場所。今ではハード面では居場所が確保されていますが、そこを特殊な場所にすることは、そこに通う利用者の方々も特殊な存在として扱ってしまうことに繋がってしまいます。ノーマライゼーションの「ノーマル」とは何かを考えると、そこには障害者がありのままでそこにいられることが大事なのだといいます。利用者を特別扱いしないという点では、スタッフの方は相手への呼称も分け隔てなくしているとのことです。年上の方には敬語を用い、顔馴染みの年下の人に関しては少し砕けた言葉も使うようです。
今回の実習では、学校の授業で習ったことを確認し、より深く理解することが出来ました。また、ちょうど同じ大阪医専からボランティアに来ていた学生と一緒でした。ボランティア活動がどのようなものなのかということも見させていただきました。たった1人での見学実習でしたが、うまく乗り切れたという自信もつけることができ、本当に充実した経験になりました。
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by konosetu | 2007-06-18 23:22 | 話題なの~♪(^▽^) | Trackback | Comments(0)

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