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イクサ誕生秘話

仮面ライダーキバ 第11話「ローリングストーン・夢の扉」

遂にイクサがキバに牙を剥く!



2008年
冒頭。
バンドの仲間達から見放された男性。
いきなり誰!?( ̄▽ ̄;)

1986年
イクサの開発者だった母の墓参りをするゆり。その母はかつてファンガイアに殺されてしまったのでした。
回想のゆりのセーラー服姿がただのコスプレのようだ(;´Д`)
「素晴らしき青空の会」において、イクサシステム完成の報を受け、喜ぶゆり。イクサシステムの使用者に志願します。
上司の嶋に懇願しますが……

2008年
母の墓の隣で眠るゆり。これでゆりがすでに故人であることが明らかになりました。
母・ゆりの墓前で手を合わせる恵。母の志を継ぎたいと、嶋にイクサになりたいという理由を説明します。
そんな恵に、嶋は個人的な感情で動く者にはイクサは託せないと言います。
大雑把な性格っぽい恵のイメージが少し変わりそうなシーンだったと言えると思います。イクサになりたい確たる理由があったわけですから。
ところで、名護も十分個人的な感情でイクサシステムを利用しているように思うのですが……(^_^;)

バイオリン作りに悩んでいた渡は、冒頭に出てきたロック青年・健吾に出会います。
彼の弾くエレキギターに感激した渡。クラシックばかりでロックに関する知識がない渡ですが、健吾からベースを借りて練習を始めることに。
キバットが弾く真似しているよw
上達の早い渡。元々楽器演奏の才能があるんでしょうね。そんな渡に、健吾はバンドを組まないかと提案します。
戸惑う渡。さらに、ドラムがいません。しかし、静香がそれに立候補。静香の意外な特技が判明しました。静香の印象もちょっと変わったなぁ。
あ、恵は酔っ払っていつもの彼女に戻ってしまいました( ̄▽ ̄;)

そんな折、渡は名護と和解します。
その名護からキバを探して欲しいと頼まれます。自分の正義を成就するため、キバ打倒に執念を燃やす名護に渡は困惑します。
それにしても、不自然な点が。名護からすれば渡は一般人。そんな彼にキバ捜索を頼むなんて……
「青空の会」に頼れる情報網がないのでしょうか。いずれにせよ、こんなこと頼まなくても、ファンガイアを追っていれば、自然と鉢合わせることはあるでしょうに。
ひょっとすると、名護は渡の心を試そうとしているのかも。以前にもそんな描写がありましたし。ひょっとすると彼は人間不信に陥っているのかも。

トレーニングする恵の元へとやってくる名護。
相変わらずイクサシステムにこだわる恵に呆れる名護ですが、それでも無視することなくちゃんと相手はするんですね。
恵「そう、いつイクサになるか分からないからね。しかし嶋さんも見る目がないわね。あなたは自分のためだけに戦っている。何せ人の上に立ちたいからね。キバを倒したいのもそういう事でしょう?」
名護「君は何も分かっていないな。俺がキバを倒したい理由は一つだけだ。奴を倒す事で、俺の正義が完成する。そう、絶対正義がな!」
アブナイ奴だ。名護、相変わらず周りが見えていない(;ノД`)
そのとき、恵の様子を窺う人影。
出た、ストーカー野郎!ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/
以前の戦いから行方をくらませていた糸矢=スパイダーファンガイアです。
すかさず追跡を開始する恵と名護。名護はイクサに変身。戦いを挑みます。
一方、ブラッディローズの反応を見た渡も現場へと急行。

1986年
上機嫌なゆり。いつもの音也のつきまといぶりですら、軽く受け流します。
しかし、突如としてイヤーウイッグファンガイアが出現。以前ゆりに狩りを邪魔された仕返しでしょうか。
音也はあっという間にノックアウト。ゆりも追い詰められますが、突如現れたイクサによって救われます。
激しく動揺するゆりをよそにイクサはファンガイアを圧倒。あっという間にファンガイアを消滅させました。
戦いを終え変身を解除するイクサ。正体は次狼でした。

2008年
イクサ相手に不利になったスパイダーファンガイアは、糸攻撃でイクサを拘束。その隙にビルの屋上へと逃げます。
そこに渡が到着。今度はキバvsスパイダーファンガイアとなります。
ところが、エレベーターから現れたのはイクサリオンに乗ったイクサ。突っ込んできてファンガイアに体当たりして吹き飛ばします。
そして、ターゲットをキバに変更。キバに攻撃を加えていきます。突然のことにキバはイクサの攻撃を受け止めるだけで精一杯。
それを心配そうに見つめる恵。彼女は最初こそキバを攻撃していましたが、何度か助けられるうちに情が移ったのでしょうか。
そして、イクサの渾身の一撃がキバにヒット。大きく飛ばされたキバは川へと落下。
「俺は勝った…!」
変身を解除した名護の雄叫びが響き渡りました。


今回は現代編と過去編はあまりリンクしていませんでしたね。ファンガイアも過去編だけで退治されてしまいましたし。
今回の前編後編はおそらくイクサがキーポイントとなるのでしょう。
なぜゆりはイクサに選ばれなかったのか。名護が戦になった経緯は?
それは後編となる次回に明かされるのでしょうか。現代編と過去編がうまいことリンクされることを祈ります。
とにかく今回に限らず、批評は後編を見た後でした方がいいのでしょうね。

さらに判明したのは、ゆりがすでに故人となっていること。そして、そのゆりの母もファンガイアがらみで亡くなったということです。
ゆりは母が開発したからこそ、その遺志を継ぐためイクサになることを望んでいました。それは恵も同じなわけで…
イクサ自体は引き継がれていませんが、その想いはちゃんと受け継がれているようです。
それは一見いいことのようにも思えますが、裏を返せばそのせいで生き方が限定されてしまっているとも言えなくもなさそう。
恵はこのままだとゆりの二の舞になりかねませんね。果たしてどうなってしまうのやら。

22年前のイクサは次狼でした。いずれキャッスルドラゴンに封印される運命にある彼ですが、いつまでイクサを続けていられるのやら……
そういえば、イクサって22年前に開発されたときよりシステムは進歩しているんでしょうか?
していないと不自然ですよね。一応、過去編ではフェイスオープンしていませんでしたがね。白煙を上げたりしてまだ不安定っぽかったし。

そして、さりげなく初登場した健吾というロックミュージシャンの青年。彼が物語においてどんな役目を果たすのか。
もしただの善良な一般人だったら、何のために登場してきたのかわけが分かりませんからね。注目です。

なんかお墓のセットがいかにもハリボテっぽいw
しかも、名前だけしか入っていないんですよね。西洋式なんだから没年くらい入っていそうなものですが。

キバvsイクサの行方にも注目。
能力的には大差はないと思います。しかし、渡には迷いがある分、不利になるでしょうね。
主役ライダーと第三勢力のライダーとの対決という構図は、「カブト」の序盤にもありました。ただ、あのときは主人公の性格上、相手に遠慮するというそんな問題は皆無でした。実力も折り紙つきで、結局カブトはザビーに圧勝でした。
次回はキバとイクサが再激突するようですが、果たして軍配はどちらに上がるのでしょうか。今回はイクサのことに関しキバットはノーコメントでしたが、今後の彼の言動も気になるものです。

あと、名護のセリフに関してちょっと気になったことが。
彼はファンガイアに対しては、
「その命、天に返しなさい」
なのに、キバに対しては、
「その命、俺が貰う」
なんですよね。
やはり、名護はキバに対して私怨を抱えているのかもしれません。キバ打倒に固執し、最優先事項にしている辺り、あながち的外れではないかと。


最後に残ったドッガフォームのデザインが、雑誌や玩具のパッケージ、およびCMなどで判明。
やはりカラーは紫。フランケンモチーフということで、たくましい体つき。そして、ハンマーを武器にしたライダーは初でしょうね。
Tracked from たらればブログ at 2008-04-06 22:39
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by konosetu | 2008-04-06 17:16 | カブト/電王/キバ/ディケイド | Trackback(3) | Comments(0)

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