クリスマスですが…
意気揚々とクリスマスパーティに向かう竜児と大河ですが…
竜児と大河はクリスマスパーティ用に着飾り、会場である学校の体育館へとやって来ます。
そして、裸サンタの格好をした北村の挨拶とともについにクリスマスパーティーがスタート!
みんなが料理を嗜む中、竜児は係の仕事を手伝います。
そのとき、大河と亜美が歌と踊りを披露して大盛り上がり!
しかし、実乃梨はなかなか現れません。そんな中、竜児は亜美から、実乃梨を呼びに行った大河がそのまま帰宅しようとしていることを聞きます。自分がパーティを楽しむことよりも、みんなのためにパーティを盛り上げ、さらに竜児のために実乃梨を呼びに行った大河。そんな彼女が家にひとりぼっちじゃ笑顔になれる訳がない! そう思った竜児は会場を飛び出し、彼女のもとに急行します。大河と今のままの関係ではいずれ痛い目を見ると忠告した亜美を残して…
自宅でひとり、静かにクリスマスを過ごす大河。またしても幼い頃サンタに出会った夢が…。
そんなとき、部屋から物音が。警戒しつつ近づいていくと、そこにはサンタの着ぐるみを身に付けた何者かが!
大河は大喜び。サンタに飛びついて踊りまわります。しかし、もちろんサンタの正体が竜児であることを知っていました。大河は竜児に楽しませてくれてくれた礼を言うと、実乃梨が待っているはずだからと再び学校へ行くように言います。躊躇っていた竜児もやっとのことで駆け出します。
ホッとした大河。しかし、なぜか涙が溢れ出てきます。どうして…。それはもし竜児と実乃梨がうまくいったら、自分はもう竜児と一緒にいることができなくなるから。そう思うといてもたってもいられなくなり、外へと飛び出し竜児の名を叫ぶ大河。その様子を実乃梨は見ていて…
学校の前でひとり、実乃梨を待ち続ける竜児。うっかりスーツもプレゼントも預けたまま。
そんなとき、実乃梨がやってきます。竜児はここぞとばかり本題を切り出そうとしますが、実乃梨はそれを制して先に話し出します。それは夏休みに亜美の別荘で語り合ったこと。宇宙人や幽霊のような未知のものがどんなものか知りたい。そんな風に思っていた時期がありましたが、今はもう知らなくてもいいと拒絶の言葉。それだけ言って、実乃梨は去っていきました。それを聞き、竜児は事実上振られたのだと察し、愕然とするのでした。
展開はどうやら亜美が危惧していたとおり大河と実乃梨の両方が傷つくという結果になったようです。大河…いつの間に竜児のことをかけがえのない存在だと認識するようになったのでしょう。確かに、最近ではあまり「北村、北村」って言わなくなっていましたけど。
実乃梨は実乃梨で、泣いている大河を差し置いてまで竜児と仲良くするなんてできないでしょうね。大河の本音を感じ取ってしまっているだけに。
EDは今回だけの特別仕様。大河と亜美の歌うクリスマスソングでした。