今度こそ本当の「第1話」
こよみ、現代魔法使いに弟子入り。
自分を変えたいと思うこよみは、古い魔法学校のチラシを持って姉原家を訪ねます。
応対した美鎖は、こよみに自分の仕事場を見せます。そこはコンピュータに囲まれていました。
戸惑うこよみにヘルスメーターのようなものに乗れと指示する美鎖。これに乗ればほぼ間違いなく魔法を発動することができるのだといいます。
ところが、こよみはなぜか失敗。代わりに「デーモン」という破壊のプログラムが実体化して暴れまわります。素早く対処して沈静化させる美鎖。
自分には魔法を使うのは無理なのか…?
学校でも悩むこよみ。そんな彼女は体育の時間中に怪我をしてしまいます。
クラス委員長の嘉穂に手当てしてもらったのがきっかけで、嘉穂と共に秋葉原に行くことになったこよみ。
しかし、マイペースな嘉穂についていくことができず、こよみは嘉穂とはぐれてしまいます。
地下駐車場に迷い込んだこよみは、1人の少女――アイドルの如月ミオとぶつかります。ミオは不審者に追われていました。襲い掛かってきた不審者はそこに現れた美鎖によって追い払われます。
こよみは美鎖の仕事を見学することに。コンピュータを使って華麗に現代魔法を発動させていく美鎖。美鎖はアイドルのミオのDVD販売促進の魔法を使っていました。プログラムに魅了のコードを埋め込むことによってそれを実現していました。
魔法が切れる時間になりました。ところが、なぜか再び魔法が発動されてしまいます。美鎖はミオの会社の社長に契約違反をしていると警告しに行きます。
そのとき、舞台に発炎筒が投げ込まれ、ミオが連れ去られてしまいました。
不審者の正体はミオの会社の社長でした。話題づくりのためにミオを襲っていたのです。車で逃げ出した社長ですが、美鎖の魔法によって撃退されました。
ミオに成りすましていたこよみは、社長の部下に人質にされますが、こよみは魔法を発動。たらいを召喚して犯人の頭上に落としてノックアウトさせました。
「今日の再会はただの偶然だけど、あなたの選択によっては偶然を運命にできるわよ」
そう言ってこよみに現代魔法を習わないかと誘ってくる美鎖。
こよみは最初は戸惑っていましたが、その言葉でやる気を出し、美鎖に弟子入りすることを決めました。
固い握手を交わす2人。そんな2人を、嘉穂が唖然と見ていました。
今回が真の第1話といえる展開でしたね。体育の時間以降はほとんどがアニメオリジナルの展開でした。原作じゃ嘉穂は一緒じゃなかったし、アイドルが襲われる事件もなかったんですよ。こよみと美鎖が再会する経緯も違います。何もかも原作どおりにやっていると1クールに収まりきれないからかもしれませんね。
ちなみに、ミオというオリジナルゲストキャラの声が「けいおん!」の秋山澪役の日笠陽子さんなんですよね。狙ってやったのかなw
「今日の再会はただの偶然だけど~」のくだりは原作どおり。こうしてこよみは美鎖の弟子になったんですね。
次回は弓子の登場。第1話のタイムスリップの話がなければ実質の初登場。面白くなってきそうです。
今思えば、第1話をタイムスリップの話にしたのは、バトルで話が盛り上がるためだったのかもしれません。第1話の続きはいずれやるって、最後の解説のコーナーで言っていましたね。