そして、はじめての…

かなめも 第13話(最終回)「そして、はじめての…」

先輩になることになったかなは…。



風新新聞に新人が入ってくることになりました。
先輩になるのに自転車に乗れないのは恥ずかしいからと、かなは朝夕に自転車の特訓を始めます。ところが、練習に励むあまり学校には遅刻気味。
放課後も練習のために友達と一緒に帰ることもなく、すぐに下校してしまいます。そんなかなの行動を不審に思ったクラスメイト達は、かなに彼氏ができたのではないかと噂します。それが本当だとしたら…とショックを受ける美華。

ある日の放課後、再び自転車の練習に公園までやってきたかな。練習がはかどらず悩んでいるところに、美華の元気な声が。公園の遊具で自転車に乗ったつもりになっていたのです。
かなはこの光景は自分だけの胸にしまっておいて、時々取り出してじっくり見ると黒いことを言って…。
ところで、かなに彼氏ができたのではないかと勘ぐっている美華は、かなと一緒に自転車で通学しないかと持ちかけます。それには前向きな返事をするかなですが、美華にちゃんと自転車に乗れるようになったのかと尋ねます。
心の中では乗れるようになったと言い張る美華に、かなも対抗。エア自転車でシミュレートしながら対決することに。が、シミュレーションの中でかなが事故に遭ってしまい…。演技で男の名前をつぶやいたかなに、美華は本当に男がいると思い込んでショックを受けます。

これまで書いてきた絵日記を懐かしそうに読み返すかな。が、そろそろ日記帳が終わりになりそう。
かなは新しい日記帳を買いに行きます。しかし、気に入った日記帳は高くて手が出せず。ゆめに買ってあげようかと言われるかなですが、それはいけないと断ります。

それでもあの日記帳が諦めきれないかな。それでも理由もなくゆめの厚意を受け取ることはできません。
かなにお小遣いをうまく渡す口実はないものか。専売所のメンバーで考えた結果、かなにたくさんの雑用を頼むことで、特別給与という形でかなに2980円ちょうどのお小遣いを渡すことができました。喜んでそれを受け取るかなは専売所の仲間達に感謝し…。

かなはこれからも経験していく「はじめて」に心を躍らせつつ、新しく入ってくる後輩にもよい「はじめて」を経験させてあげたいと思うのでした。

風新新聞一同「ようこそ、風新新聞専売所へ――」


最後まで笑いあり、心温まるとても楽しい展開でした。ここにきて、原作ネタも使われるとはちょっと意外。オリジナル展開が多かったのでね。
見どころは1人で遊具に乗って暴走する美華やダークなかなw かなと美華のエア自転車も滑稽。大爆笑でしたわww
自転車の2人乗りもダメだけど、チリンチリンも鳴らしすぎるとよくないんですよ。

そして最後の原作にもあった、かなにお小遣いをみんなで贈るエピソード。原作よりもはっきりと笑顔で喜びを表現しているかなに好感を持てました。
それに、人間は「自分が必要とされている」と思えるときが、一番幸せに感じるものらしいです。かなはみんなからのプレゼントが嬉しかったのと同時に、みんなから必要とされている喜びも感じたのかもしれません。最近、自分が本当にみんなの役に立っているのか悩んでいるシーンがあっただけに、余計に。
ちなみに、はるかに対してのかなの罵声も笑えるポイントw

かなが新聞配達員としていろいろな経験していくのにはハラハラドキドキさせられました。
作中ではまだそれほど期間は経っていないようなので、まだまだ成長の過程なのかもしれませんが、これからもかなには頑張って欲しいところです。

エンドカードはやはり原作者の石見翔子先生。


評価です(各項目10点満点)
○ビジョン:9点――良かったですよ~。お色気や怪現象など面白い演出もたくさんあって、楽しませてもらいました。
○キャラ:8点――キャラの良さは十分発揮されていたと思います。ただ、ちょっと強調しすぎな印象も受けたので(ロリコンはるかやゆめ×ゆうきなど)、人によっては受け付けられないということもありそう。
○シナリオ:8点――ほぼ毎回笑わせてもらいました。ときにはシリアスで切ない気持ちになることも。シリアスとギャグのメリハリやバランスは良かったと思います。とにかく、かな達のほんわかで愉快で痛快な生活(日常とはちょっと違うか?)を垣間見ることができました。
○燃え:2点――ほんわかストーリーですからね。
○萌え:8点――かなや美華、時には咲妃の可愛いシーンも満載。
○意外性:8点――オリジナルストーリーがかなりを占めていました。とはいえ、「かなめも」の世界観を壊すことなく、うまく表現されていたと思います。
○歌・曲など:10点――OP・EDをはじめ、なかなかうまく演出されていたと思います。
○熱中度:9点――かなり熱心に見させていただきました。
○オススメ度:7点――ちょっと癖のあるキャラが多い作品。それは原作より顕著。無条件に人に薦めるのは躊躇いがありますが、美少女アニメが好きで、ありきたりな日常を面白おかしく描いたような(4コマ)作品が好きな人なら受け入れられると思います。
○全体:9点――本当に面白かったです。ところどころ突飛な表現があったりして戸惑うことはあったのですが、それでも見ていて嫌な気持ちにさせられることはなく、とても温かい気持ちにさせてくれる作品でした。本当に見ていてよかったです。

MVP:中町かな
やっぱり最も頑張っていた主人公の彼女を選びたいと思います。超天然でまだまだ頼りないところもありますが、ちゃんと自分の役目は果たしており、友や仲間のために精一杯頑張っていますから。


最後に。ぜひ第2期を作って欲しいです。オリジナルストーリーが多かったので、原作の話も使用されていないものが多いです。それらもぜひ見てみたいものです。

スタッフ、声優のみなさん、ありがとうございました。
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by konosetu | 2009-09-30 22:58 | まんがタイムきらら系 | Trackback | Comments(0)

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