闇の侵食
265時間目
6年前、ネギの村を襲わせたのはMM元老院だった!
怒りに駆られ、猛然とゲーデルに襲い掛かるネギ。我を忘れ、ゲーデルを徹底的に痛めつけます。
のどかの『いどのえにっき』もネギの憎しみの言葉で真っ黒に。
なおも自分を攻撃させようと、ネギを挑発するゲーデル。やがて、闇の魔法(マギア・エレベア)の影響で異形と化していくネギ。
のどか、和美、千雨が体を張ってネギを説得。6年前の事件で抱くようになった感情は復讐だけではなかったはずだといいます。
ようやく落ち着きを取り戻してきたネギ。くしくも、目の前では6年前自分が父のナギに助けられたときの映像が…。
ネギが闇に堕ちればよかった。むしろ自分を殺してくれても構わなかったと嘲笑するゲーデルに、怒りを露にする和美達。
麻帆良の地下では、エヴァンジェリン達もアルビレオによって6年前の事件の真相を聴かされていました。
どうやら村が襲われた原因は、ネギが英雄ナギの息子だったからではなく、災厄の女王と呼ばれたアリカの息子だったからというようなのですが…
いざというとき、実力行使で敵と戦ったりネギを制止したりするのは難しいと思われたのどか、和美、千雨。それでも、彼女達はネギのパートナーとして体を張ってネギを制止しました。
すごいアクションがあったわけではありません。でも、なんだかかっこよかったです。
特に千雨はインドア派とは思えない体当たりアクション。これまでも、ネギやラカン相手にツッコミを入れることはありましたが、こういうシリアスな場面でそれができるのはすごいでしょう。一歩間違えればネギにやられかねませんしね。
和美もゲーデル相手にまったく怯まず凄みのある表情とセリフ。これ、声を当てたらどんな感じになるんでしょう。とにかく、頼りになる姉御肌です。
最後の麻帆良のエヴァの言葉から、1つ疑問が湧きます。やはりMM元老院の一部勢力が村襲撃事件の犯人で間違いないようなのですが、だったらやはり敵の狙いはネギだったということに。でも、この事件以降、ネギが狙われたという話を聞かないんですよね。それはなぜなんでしょう?
不敵なゲーデル。ネギを手に入れるため、ネギの自我を崩壊させようとしたのでしょうか。そのためには自分が殺されても構わないと思うほど。いったい、自分の命を対価にしてまで彼は何を成そうとしているのやら。
次回、ゲーデルの真の狙いが明らかになるのでしょうか…?
■「いけやんのお部屋なの~♪(^▽^)」さん「闇の侵食」 >だったらやはり敵の狙いはネギだったということに。 >でも、この事件以降、ネギが狙われたという話を >聞かないんですよね。それはなぜなんでし...... more
まるで霧が晴れるように少しずつ、少しずつではありますが……。
ネギの基幹にあるのは“復讐心”。やはりそう簡単には踏みとどまれません。もし、仲間たちの呼びかけがなかったら……。
狙われる理由は「英雄ナギの息子」ではなく「ウェスペタルティア王国女王アリカの息子」だから。20年前からの事を考えると、裏にはフェイト一派、すなわち“完全なる世界”が絡んでいる気がします。大戦では、MMの執政官が敵の疑いがありましたから。
アリカの所在が分からない今、ウェスペタルティア王家の血を引く人間は、ネギとアスナぐらいしかいませんから。
それと、なぜ事件以後ネギが狙われなかったかですが……それはネギの祖父のところに身を寄せる事になったからでは?
ネギの祖父は学園長とも友人ですし、明らかに麻帆良寄りの人間です。麻帆良とMMはある意味独立してると劇中でも明言されてます。
修行で麻帆良に移ったのも、おそらく幾分かの思惑があったはずです。アスナが10年近く守られていた事から分かる事と思いますが、麻帆良内ならそう手出しできませんし。