一巡目の世界
遺跡の奥で智春が見たものは…
智春の勘違いがきっかけでボヤ騒動を起こした科學部は、罰として冬琉にプール掃除を命じられます。
その最中、アニアが怪しげな歩くコアラのぬいぐるみを発見。後を追うことに。
ところが、智春達は複雑に入り組んだ地下トンネルに足を踏み入れてしまいます。朱浬とはぐれてしまうものの、まるでコアラに導かれるように奥へと進む智春達。彼らが目にしたものは、ラクロアの遺跡でした。
研究室のような場所に出た智春達。すると、操緒が壊れかけたカプセルに手を触れます。すると、智春の脳裏に鮮明な映像が流れます。
それは智春や操緒、奏らが穏やかな日常を送る風景。が、研究所で事故が起こり、世界が破滅してしまいます。
我に帰った智春は呆然。操緒は何も見えなかったようですが…。
そのとき、遺跡内で轟音が。朱浬が強引に壁を突き破ってきたので、遺跡の守護者である機巧護衛機(カスタス・マキーナ)が襲い掛かってきたのです。
応戦する朱浬や奏。操緒は黑鐵(クロガネ)の召喚を提案しますが、それが操緒の負担になることを痛感している智春は躊躇います。
そうこうしているうちに、冬琉やガーディアン・ドラグーン(武装生徒指導員)の瑤が援護に現れ、智春達は崩壊する遺跡から脱出。
智春が見た光景は一巡目の世界。奏にもあれが見えたようです。
アニアはコアラがすっかり気に入った様子。が、冬琉がコアラの正体を明かします。それは、科學部の部長…!
放送が再開された「アスラクライン」。そう、第2期が始まったというよりは、期間を空けて再開されたといった感じ。そのまま第14話となっていましたしね。厳密には分割2クールというんでしょうね。
さて、今回は早速物語の根幹に関わるような事実が明らかになってきましたね。世界は一度滅び、存在しなかったことになっていたわけで。でも、智春達はちゃんと存在していたわけで…。
また、第13話で副葬処女(ベリアル・ドール)の儚さを痛感した智春。今後も黑鐵(クロガネ)が使いづらいでしょうね。そちらの問題も懸念材料です。
まだまだ謎は多い上、相変わらず難しい専門用語がたくさん出てくるので、ついていくのは大変ですが、そんなに苦痛というわけではなく、十分楽しんでいます。最後までしっかりと物語の行方を確かめたいと思います。
OPとEDはさすがに一新されました。OPは静かなメロディーから始まり、やがて激しさを増しますが、やや盛り上がりに欠けるかな。反対にEDは最初からアップテンポ。こちらがOPテーマでも問題なさそうな感じ。こちらの方が気に入りました。
劇中・次回予告などのBGMは以前のものを流用されていますね。別に問題ないですが。
余談ですが、最近になって気づいたこと。
操緒と奏を演じている人達(戸松遥さんと野中藍さん)、「よくわかる現代魔法」の2大ヒロインと同じなんですよねぇ…(^^;
気づくの遅っ。
それに、サブキャラとはいえ、以前から豊崎愛生さんや日笠陽子さんも出られていたんですね。同時期に「けいおん!」が放送されていたのに見落としていました…。