穏やかな時間

Angel Beats!　EPISODE.07「Alive」

蘇った記憶。昨日の敵は今日の友。



以前の血みどろの戦いもなんのその。神を自称する直井を新たに仲間に加え、SSSはいつもの日常を取り戻していました。

ゆりの提案で、直井に催眠術をかけてもらい、記憶を呼び戻すことにした音無。記憶が戻っても、これまで通りの生活を続けられるのか不安に駆られつつも、それに応じることに。

生きる意味が見つけられず、生きるためのバイトだけをして細々と暮らしていた音無結弦（おとなしゆづる）。
それでも入院している妹に会いにだけは行っていました。病気とはいえ自分の買ってくる雑誌を楽しそうに読む妹と、無気力な自分を比較してしまいます。
妹の病状は悪化し、クリスマスの外出許可もおりませんでした。それでも妹を喜ばせるために必死にバイトを頑張る音無。クリスマスの日、内緒で妹を病院から連れ出し、妹の望みであった街の大通りのイルミネーションを見に行きます。しかし妹は感謝の言葉を言ったきり…。

妹を亡くし、妹から感謝されるだけで幸せだった、生きる意味が傍にあったことにようやく気づいた音無。気づかないうちに幸せに満たされていた音無に対し、妹は幸せだったのかと思い悩みます。
ある日、笑顔で退院する少女を見て、音無は誰かを救うために人生を捧げることを決意し、医師になることを志します。ようやく新たな生き甲斐が見つかった。しかしそれを果たす前に…。夢半ばで、何も成し遂げられずに……。これでは死んでも死に切れない。

しばらく1人で心の整理をした音無。この世界での生き方をはっきりさせることができました。戦線に残り、改めてゆりによろしくというのでした。

食事の確保が必要になって来たSSS。今回はいつもの食券巻き上げでなく、「モンスターストリーム」に挑戦。要は川で魚釣りです。
植物園にいた奏を誘った音無。ゆりは少し思案した後それを許可。既に生徒会長代理がいるSSSに、元生徒会長が加わります。なんだかんだでそうそうたるメンバーになってきたチーム…。

釣り名人も認めるほどの才能を発揮した奏。川のぬしと呼ばれる巨大な魚を釣り上げます。さすがに彼女1人ではきついとみて、他の戦線メンバーも援護。
しかし、最後は奏が凄まじいジャンプ力で一気に釣り上げ、さらにみんなを救うため、見事にぬしをバラバラに捌きます。

魚はかなりの量。そこで、一度に料理して、一般生徒にも振舞うことに。
戦う相手がいないので、SSSはもはや戦線とは呼べなくなりそうでした。音無は親しくなったから奏を下の名前で呼んで良いかと尋ねます。了承した奏。彼女にもみんなと一緒に楽しく過ごして欲しいと願う音無。もう奏も立派な仲間…？

そう思った矢先、ゆりが「天使」の襲撃を受けます。奏は音無達とずっと一緒にいたのになぜ？
そこになんと、もう1人の天使が姿を現しました。


音無の過去が明らかに。案外あっさりと分かりましたね。音無を記憶喪失にした意味はあったのかどうかは疑問なんですけど。
生きる意味か…。それは人によってそれぞれ。大きな望みを持つのもよし、ささやかな楽しみを持つのもまたよしです。仮にその楽しみを失っても、また探せば別の喜びを見つけられるかもしれませんから、人生に絶望することはないでしょう。それに、幸せというものは案外すぐ身近にあるものなんですよねぇ。
私は恵まれているからかもしれませんけど、あまり音無に感情移入できませんでした。確かに理不尽な人生だったかもしれませんけど。もうちょっと演出次第では泣ける展開になっていたかも。なんかの事件で似たようなシチュエーションになって思い出すとかの方が、よりドラマチックだったでしょうに。

そんなことより魚釣りやろうぜｗｗ
日向と竹山（クライスト）が釣れたのは素敵でした。
力持ちの奏ちゃんマジ天使ｗｗ
奏ちゃんと名前で呼び合う仲に。音無うらやましス。

にしても、SSSは直井はあっさり受け入れるのに、奏ちゃんはすぐに受け入れないとはなんでやねん（￣_￣）

天使ちゃん増殖中。ひょっとしていい天使と悪い天使がいるのかにゃ？