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張梁、関羽と相打つのこと

真・恋姫†無双~乙女大乱~ 第十一席「張梁、関羽と相打つのこと」

今現れる真の敵。総員集結、最後の戦い!



董卓の救出に成功した賈駆、周泰、華雄。ずっと行方不明だった華雄は、戦の中、敵に気に入られて命拾い。隙を見て逃げ出してきたとき、董卓の悪い噂を聞いて探っていたようです。

これで一件落着…と思いきや、何もせずに降伏するのは気に入らないと、張梁が勝負を申し込んできました。
かつて戦ったことがあるものの敗れた許緒。リベンジしたい気持ちをこらえて曹操の親衛隊として、曹操の命があるまで動きません。夏侯惇から教わった心構えをちゃんと守る許緒に感心する曹操。が、当の夏侯惇は戦う気満々で…。
張飛や馬超が勝負に応じようとしていると、それを制止して名乗りを上げたのは関羽。互角の勝負を繰り広げますが、己のためだけに戦っている張梁の刀では、小手先には響いても陳宮の涙のように心には響かないと一喝。
結果、相打ちとなるも、関羽の言葉が張梁に響き、門は開放されたのでした。

救出された董卓ですが、知らなかったとはいえ張譲に利用されたことに強い悔いを感じ、曹操らに自分を罰するよう頼んできます。賈駆が自分の責任だと庇いますが、これも主の責任と、どうしても自分で責任を取りたい様子。しまいには自害するとまで…。
そこで一計を案じたのは郭嘉。
カラクリ人形の董卓の首を持って来させ、「董卓を処刑した」といいます。では、董卓を名乗るこの娘は何者か? そこで趙雲は「とんとん」とその娘の名前を呼びます。「とんとん」とは、かつて旅の途中の関羽達に村の化け物退治を依頼した村娘で、董卓の偽名…。董卓ともあろう者が、武人の1人に過ぎない趙雲の名前を知り、親しく話しかけるわけがない。ということで「とんとん」は賈駆の下で働くことになりました。

万事がうまく進み、和やかな空気が流れる連合軍。
軍には厳顔も駆けつけ、魏延の成長を喜びます。

ようやく到着した袁紹&袁術。やる気のなさそうな彼女達に呆れる一同。ともかく、戦後の後始末の話に移ろうとしていた矢先でした。

そこへ現れたのは華佗。張譲や于吉がこれまで民を苦しめていたのは、『太平要術』に大量の負の感情を取り込ませるため。于吉はそれを利用し、かつて秦の始皇帝が作り上げたという不死身の兵士『兵馬妖』を復活させようとしていたのでした。
張譲が宮中にいないということは、于吉に消された…即ち準備は整ったということ。そこに謎の兵団が門を突破し、街に向かってきているという報せが。
張3姉妹による宴も取りやめになり、緊急会議が開かれます。相手は10万の兵馬妖。こちらは3万ほど。
太平要術を持つ于吉を倒せば解決しますが、兵馬妖に囲まれていて手を出すのが厳しい状況。しかも于吉自身もただの武器では傷を付けられない強敵。
しかし唯一悪しき力を打ち破る物があると華佗。それは『竜の爪』。伝説の竜の爪は形を変え剣となっており、高貴な血筋に連なる者が使えば、魔を絶つ剣となるそうです。
それはあくまで伝説に過ぎないはずでした。しかし、かつて李典達が護衛をしていた村にあった『竜の卵』という大石。それが雷によって裂け、後に泥の中から出てきたのが、今劉備が持っている剣。劉備に大役が回ってこようとしていました。


この作品のシリーズは一応ギャグアニメに分類してもいいと思います。
しかし、キャラクターが大集合しても、混乱状態にはならず、整然としたストーリー展開が続いているのではないでしょうか。
どうしてもそこにいるだけになってしまうキャラもいるにはいるのですが、ほとんどのキャラにはセリフが用意されており、個性的な発言や行動をしています。シリーズ通して出番の少ないキャラにもちゃんとした見せ場が用意されているのです。ずっと前から思ってきましたが、こういうのはなかなか好印象です。

さらに、第1期の話からの繋がりもちゃんと感じます。
かつて張梁と戦いを繰り広げた許緒・張飛・馬超。久々の再会に、リベンジに燃える彼女達の反応が見られてよかったです。許緒の気持ちの変化は過程が欲しかったところですが。
実際に張梁と対決したのはサブタイトルどおり関羽。関羽の主人公らしいところが久々に見られました。原作ゲームでは、確か張梁に惚れられるんでしたっけw そういう描写はありませんでしたけど。

董卓の件にしても第1期のエピソードが活かされていました。
関羽・張飛・趙雲はかつて「とんとん」に化け物退治を依頼されています。これから先、董卓は「とんとん」として生きていけばいいと趙雲。第1期の頃から今の展開を想定していたのかどうかは分かりませんが、なかなかうまい繋げ方だと感心しました。

そして、万事解決かと思った矢先に飛び込んできた真の敵との戦い。
荀彧に「帽子置き場にするぐらいの頭」と皮肉られる劉備ですが、これでもチームのリーダー。以前もここぞというときに活躍を見せてくれた劉備。果たして再び大役を果たしてシリーズに花を添えることができるのでしょうか。

地域によってはすでに最終回を迎えた本作。どうやらキャラクター総出演の様子。最後まで楽しみにしています。
Tracked from ひびレビ at 2010-06-19 23:40
タイトル : 真・恋姫†無双 〜乙女大乱〜 第11話「張梁、関羽と相打..
真・恋姫†無双 〜乙女大乱〜 第11話「張梁、関羽と相打つのこと」 関羽対張梁 董卓を助け出した賈駆、周泰、華雄。どうやら華雄は敵に気に入られて殺されず、隙を見て逃げ出してきた様子。これで事態は治まったかと思ったら、何もせずに降伏するのは気に入らないと、張梁が勝負を申し込んできた。かつて戦ったことのある許緒は、戦いたい気持ちをこらえて曹操の親衛隊として、曹操の命があるまで動こうとしない。夏侯惇から教わった心意気は立派ですが、当の本人は戦う気満々っていうww 勝負に応じたのは関羽。互角の勝負だが、己の...... more
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by konosetu | 2010-06-19 17:11 | DOG DAYS | Trackback(1) | Comments(0)

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