訪問!
思い出の写真の数々。写真の中の思い出達と未来への跳躍。
あれはまだ、梓が入部したての頃。一風変わった記念写真…。なんでも「家族」をテーマにしているようですが…。
そのときの写真を見つめ、複雑な表情をする梓。
自由登校で授業のない3年生ですが、軽音部は昼休みに全員集合していました。
どうも和のところに卒業アルバムの見本が届く日だったらしく、全員で見ようと集まった模様。
前髪を切りすぎてパッツン状態だった事を再確認して落ち込む唯。そんな彼女を「唯らしい」と
励まそうと澪や紬が気遣います。が、和が「子どもっぽいって事かしらね」と身も蓋も無い一言でバッサリ。
今日中に卒業アルバムの確認をするはずだった、さわ子先生が風邪で休んでいるとのことで、お見舞いついでに自宅までアルバムを見てもらいに行くことにした軽音部3年一同。
どうやら唯は、個人写真の取り直しを頼もうと企んでいるようですが…。
午後の授業があるので一緒に行けない梓は、放課後に先輩達が部室に戻って来るのかと妙に気にしていて、何やら思うところがある様子。
首尾よく先生の家に到着。もし先生の彼氏が来ていたら…。そんな心配をしながら訪問しますが、杞憂でした。
唯の個人写真取り直しの願いは素気無く却下されました。
さわ子先生に卒業アルバムのチェックをしてもらいますが、クラスの集合写真で唯の肩に謎の手が乗っているのを発見して大騒ぎに。結局唯の後方にいた律の仕業だったと判明しますが…。
先生がアルバムのチェックをしている間に、4人で食事の用意や掃除洗濯を分担することに。紬に料理をして欲しいさわ子先生ですが、じゃんけんに勝ったのは最も危なっかしい唯で…。
そこに梓からさわ子先生に電話が。唯達がすぐに帰って来ない事を確認する梓ですが、「心配される」と言って隠したがるその内容とは…?
さわ子先生のアルバムチェックも終盤に。写真を見つつ、もうすぐ卒業してしまう4人に感慨深げ。
「静かになっちゃうんだなぁ…」
さわ子先生の友人4人が訪ねてきました。それをきっかけに、唯達は先生の自宅を辞し、再び学校へ行くことに。
帰り際、紀美に来年の軽音部がどうなるのかと訊かれて、梓を1人残す不安を思い出した唯達。しかし、そんな唯達とは対照的に、先生は「軽音部はなくならないわ!」と、妙に自信ありげな様子で…。
予定より早く学校へ戻って来た唯達に届いた、聴き慣れたギターの音色。
それが梓のギターだと分かって、すぐに部室へと走り出した唯。が、部室の扉を開こうとしたところで、中から梓だけでなく憂や純の声も聞こえてきました。
どうやら梓は2人に頼んで新歓ライブの練習を手伝ってもらっているようです。新しい軽音部が生まれる兆しを感じ取った唯は、邪魔しては悪いと部室の前から去ろうとして…しかし、扉から梓が登場。
唯達4人は駆け出します。それを見送る梓は「ふわふわ時間」を演奏し…。
そして、もう1つの記念撮影。それは5人で一斉にジャンプする様子を後方から撮るもので……。
ベースは原作にもあるさわ子先生宅訪問の話でしたが、あずにゃんの来年度への活動開始の様子も描かれていましたね。さらには、いろんな写真のネタも。第1期のBD(DVD)のジャケットネタがこんな形で描かれるとはw
瞼に目を書いた家族写真風(第5巻)、唯のミカン浮遊術(第3巻)、ティーカップ(第2巻)、最後の5人でジャンプ(第7巻)がそうですね。個人的には澪とムギのポッキーゲーム(第4巻)も見たかったw
今回はさわ子先生が唯達との別れをしみじみと感じる話でしたね。アルバムを切なそうに見つめる先生が印象的でした。
最初こそ軽音部の顧問になることを渋ったり、自分が在学中に軽音部に所属していたことを秘密にしたりしていました。けど、なんだかんだ言っても、伝統ある軽音部を唯達が引き継いでくれたことは、先生には凄く嬉しいことだったんじゃないかな。しかも、この1年は唯達の担任の先生にまでなりました。初めて担任として受け持った生徒達でもある唯達。かなり特別な想いもあったのではないでしょうか。
そして唯達の方も先生を慕っている。そうでなきゃ、食事の用意や掃除洗濯なんてしませんよ。
やはりさわ子先生あっての軽音部だったといえますね。
それにしても和は…。気遣いの出来る優等生なのに、空気を読むことができないのかしらw ズバッと言いますね。唯相手で遠回しに言っても伝わらないからそんな言い方をするようになったのかも。そんな欠点も彼女の魅力と言えますけどねw
ムギは本当に面白い子になりましたねw 第2期に入ってから本領発揮。律の悪ノリに付き合うこともあるし、妙に唯と波長が会うこともあるし、好奇心のあまり面白そうなことに積極的に首を突っ込んだりもするし。軽音部で最も変化があったのは彼女ではないでしょうかw
今回はさわ子先生から隠れたときの顔が可愛かったですw
心霊写真の伏線がようやく回収されましたw
怖がりの澪はもちろん、唯ですらマジでビビッていましたね。というか、イタズラした本人のりっちゃんですらそれを忘れていたとはw
澪の怒りのオーラは凄まじかったw
あずにゃんは唯達4人を「ふわふわ時間」で送り出した形になりましたね。なんだかんだでこの曲は放課後ディータイムの看板曲といえますし、なかなかいい演出だったかと。あずにゃんが唐突に1人ぼっちになってしまった印象がありますが、卒業式では唯から「ずっと一緒だよ」という言葉が贈られるのを知っていますから。フォローされるのがあらかじめ分かっているのも妙な気分ですけどね。
あずにゃんは先輩達が去るという寂しさを抱えつつも、前向きに来年度の準備をしていますね。なぜこの話を本編に組み込まず、わざわざ番外編扱いにしたのか。なんとなく分かったような気がします。あずにゃんは本編では先輩達との別れの寂しさを強調していましたけど、今回は前向きな姿勢。ちょっとそこにブレがありますね。だから番外編とすることで、そこに生じそうな違和感を緩和した。どうでしょう、この解釈。
評価です(各項目10点満点)
○ビジョン:10点――パッと見ただけでも絵は綺麗だし、細かいところまでよく書き込まれているなぁと思います。キャラの動作(歩き方や笑い方ひとつとっても個性がある)には毎度癒されるし、背景や置かれているものなどにも凝っているなぁと思います。モブキャラの質の高さも話題になりましたね。
○キャラ:9点――ほとんどキャラクターのよさがよく活かされていたと思います。少しずつだけど、日々変わっていく軽音部の面々の様子が良く伝わってきました。皆愛おしいです♪
○シナリオ:9点――毎度とても癒されました。日常系アニメでここまで夢中になれるなんて、数年前までは思ってもみませんでした。
○燃え:7点――数少ないライブシーン。でも、気分はかなり高まりました。そして、卒業が近づくに連れて切ないシーンが増えてきて。戦闘モノの物語とは異質のドキドキワクワク感がいつもありました。
○萌え:10点――お色気描写は皆無。それでもここまでキャラクターに惹きつけられるとはね。軽音部5人以外のキャラにも毎度注目でした。
○意外性:8点――オリジナルのシーンも一気に増えましたからね。毎度どんな演出が来るかドキドキして楽しみでした。
○歌・曲など:10点――第1期と同じ感想になりますが、OP・EDをはじめ、劇中歌、キャラソン、そしてBGMなど。仮にも「歌」を取り扱っている作品なだけに、どれもこれも力作だったと思います。花マル! 曲目がプラスされている分、ますます楽しめました。まだ発表されていない曲もあるのでそれにも期待! 予約品切れ続出のアルバム限定版買えるかな?
○熱中度:10点――もはや生活の一部にまでなるくらい。作品のことを考えている時間はかなり長いです。
○オススメ度:10点――第1期と同じことを言いますが、普通に深夜アニメファンとかじゃなくても楽しめると思います。軽音部のまったりとした日常を大勢の人に楽しんで欲しいです。間延びした日常が続いていくだけの話なので、それが合わない人は仕方ありませんが、それでも一度は目を通して欲しいくらいプッシュです。
○全体:10点――第1期が終わる頃に願っていた続編。それがなんと2クールも。「けいおん!」という作品に出会えて本当によかったです。本当にただの平和な日常があるだけなんですけど、とても心地いい気持ちになれました。彼女達と一緒にまったりとしたティータイムを過ごしていたかのような。そんな素敵な時間を過ごせました。
MVP:中野梓
全員にあげたいくらいですが、あえて1人選出。律も物語の盛り上げ役として候補だったんですが。
あずにゃんは物語中盤以降、唯達を見送る我々に近い視線で軽音部を見つめてきました。すっかり軽音部に毒されてしまったあずにゃん。しかし、入部した手の頃の真面目すぎて硬い性格を思えば、随分と柔らかくなったと思います。いつまでも唯達に可愛がられる後輩であって欲しいですね。
『けいおん!』映画化決定!
唯達の卒業できっちり終わって欲しいという意見も分かるのですが、個人的にはどんな形であっても続いて欲しいと祈っていたので、これは願ったり叶ったりです。
この映画が「けいおん!」との真の別れの寂しさを緩衝してくれることを期待しています。
関連記事:失われた何か 「けいおん!」は何故人気があるのか?~現実感との関係において~






















































































































































































































































































