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流れ星、堕ちて燃えて尽きて、そして

戦姫絶唱シンフォギア EPISODE 13(最終回)「流れ星、堕ちて燃えて尽きて、そして」

絆が勝利をつかむ…!



みんなの歌声が届き復活した響、翼、クリス。ツヴァイウイングのライブ会場の地下でネフシュタンの鎧の起動実験を行った時のことを彷彿とさせられるフィーネ。翼がノイズの正体を問い詰めると、フィーネは、ノイズは人が人を殺すために作り出した兵器だと答えます。どうやら本来は10年に一度くらいしか出現しないはずのノイズを、杖の力で無理矢理出現させて使役しているようです。

フィーネは大量のノイズを出現させます。
響は暴走して翼を攻撃したことについて謝ろうとするも、翼はどうでもいいことだといいます。響が呼びかけに応えてくれた。自分から戻ってくれた。自分の強さに胸を張れと告げ、「一緒に戦うぞ」と翼。
響、翼、クリスは見事に連携し、大量のノイズを次々と殲滅していきます。

フィーネは周囲のノイズと融合。さらには『デュランダル』まで取り込んで巨大な竜のような怪物と化します。限定解除されたギアの攻撃でも、完全聖遺物の力ですぐにフィーネは再生してしまいます。しかし、フィーネの言葉をヒントに、翼達は妙案を思い付きます。
翼の『滅破・蒼ノ一閃』で穴を開け、そこからクリスが怪物の中に突入し、内部から砲撃。たまらずフィーネが外壁を開けると翼の追撃が加わり、クリスの射撃で運ばれたデュランダルが響の手へ。再び暴走しかける響ですが、今の私は私だけの力ではないと、仲間達の呼びかけで気づき、正気を取り戻します。響きあうみんなの歌声がくれたシンフォギアで、巨大な光の刃『synchrogazer』が炸裂。フィーネが融合していた化け物を吹き飛ばします。

かろうじて生きていたフィーネを救出した響。
「もう終わりにしましょう、了子さん」
きっと分かり合えると響は言いますが、人間達は遠い昔、統一言語を失った。そして人は人を殺すことを選んだ。そんなに人間同士が分かり合えるものではない。だからこの道しか選べなかったとフィーネ。
そんなフィーネに、響は人は言葉よりも強く繋がれる、分からない私達じゃありませんと諭します。そんな響に対し、鞭を伸ばすフィーネ。響はそれをかわし、パンチをフィーネの前で寸止めします。しかしフィーネの狙いは月の破片。月の破片に突き刺さった鞭を引っ張り、地球に落下させようというのです。
この身は滅びても魂までは滅びず、聖遺物の発するアウフバッヘン波形がある限り、いつでもどこでも蘇ることができる…と笑うフィーネに、響は軽く拳を当てます。いつの時代、どこかの場所で蘇るたびに、何度でも私の代わりに伝えていって欲しい。世界を1つにするのに力なんて必要ないこと、言葉を超えて1つになれること、未来にきっと手を繋げられるということを…。
「了子さんに未来を託すためにも、今は自分が頑張る…」
そう力強い表情で宣言する響。そんな響を見て、フィーネは了子の人格で「胸の歌を信じなさい」と送り出し、散っていきました。

生きるのを諦めないでと告げ、響は堕ちてくる月の破片止めるべく宇宙へ飛び立ちます。絶唱を奏でようとすると、翼とクリスも合流。
「一生分の歌を歌うにはちょうど良いんじゃねぇか」とクリス。再び響、翼、クリスは3人で歌を奏でます。
翼はもっと2人と歌いたかったと告白。響は謝ろうとしますが、クリスから「そうじゃないだろう」と言われ「ありがとう」と告げます。
みんなが夢を叶えられるわけではないが、夢を叶える未来はみんなに等しくあるべき。命は尽きて終わりではなく、尽きた命が遺した物を受け止め、次代に伝えるのが人の営みであり、だからこそ剣が守る意味がある。例え声が枯れても、胸の歌は枯らさない。3人はそれぞれの決意を胸に、全力で絶唱を…。
そして月の破片は大爆発を起こし、地上からは多数の流れ星が観測されます。

…3週間が経過しました。
響達の捜索は打ち切られ、作戦中の行方不明ということで処理されるとのこと。郊外の墓地には響の墓が。諸外国政府からの追及をかわすため、名前も刻まれておらず、そこにはかつて未来と一緒に撮った写真が飾られているのみ。
響に会いたいと涙を流す未来の耳に、女性の悲鳴が聞こえてきます。またしてもノイズが出現したのです。未来は女性の手を引き必死に逃げますが、取り囲まれてしまいます。それでも諦めない未来の目の前で、ノイズがあっさり消滅。見ると響達の姿が…! 機密を守るために、また未来には秘密にしなければならなかったようです。

ノイズの脅威はまだ去っていません。悲しみの連鎖もまだ止まらない。しかし決して俯かない。この世界には歌があるのだから。
そして響と未来はようやく2人で流れ星を見るという約束を叶え…。


第1話冒頭に繋がりました。響達は無事に生還していました。ああ、よかったです。
響達3人の共闘も燃える展開でしたが…。仲間達の声でデュランダルをコントロールした響。敵であるはずのフィーネに、人間同士は分かりあえると伝えてくれと頼む響。なんだか凄く成長したなと感じました。
王道でハッピーエンドで、いい最終回でした。

ノイズの正体は人類(おそらく大昔の)が作り出した兵器。フィーネはノイズを使役していただけで、ノイズの脅威は依然残っているようで。戦いはまだ続いていくんですね。続編が作れそうな幕引きなのもいい感じで。

ま、でも、突っ込ませてくれ。
月の直径は3,474.3キロメートル。表面積は3,800万平方キロメートル。質量は7.347673×10乗キログラム。
破片といっても、地球からハッキリ目視できるほどのかなりの大きさでした。計算したわけではないので正確な数値は分かりませんが、そんな巨大な破片を地球の引力圏まで相当の距離を引っ張ったということになります。
こんなことはおそらくウルトラ一族の方々でも無理なんじゃないでしょうか。つまり、フィーネはウルトラマンより遥かに怪力ということになります。カディンギルなんかいらんやんw
ウルトラマンが束になってかかってもフィーネには勝てない(?)。うわぁ…考えたくねぇ(^ω^;)


評価です(各項目10点満点)
○ビジョン:7点――バトルの演出とかとても熱かったです。響達のかっこよさ、ノイズ達の奇抜なデザイン、キャラ達の見せ方…とてもよかったです。しかし、どうも背景が突っ込みどころ満載だったりしましたw 四角いトラックやら、急すぎる教室の坂とか、保健室が図書室から丸見えだったり、坂道にある店に階段が付いていなかったり…。
○キャラ:8点――後述
○シナリオ:9点――後述
○燃え:10点――終盤の盛り上がりは半端なかったです。
○萌え:8点――響や未来と遊びに行くときの翼が可愛すぎました。クリスもデレた後は可愛い感じに♪
○意外性:9点――後述
○歌・曲など:9点――唄いながら戦うっていうのが斬新な設定。臨場感がありました。
○熱中度:9点――毎回続きが気になるところで終わったりして、飽きさせない演出がよかったです。予算の都合で買えませんが、できればBDが欲しいところです。BDの特典のキャラソンも聴きたいですしねぇ…。
○オススメ度:8点――バトル、歌、友情、絆…などが好きな人はぜひ!
○全体:9点――作画や背景デザインなどが不安定になることがあった点が気になるものの、そんなのは些細なことだと割り切れるくらいの良作だったと思います。
響は成長し、たくましくなったものです。最後にフィーネ=了子を諭すシーンなんて、とても達観していてかっこよかったです。奏から受け継いだ「生きることを諦めるな」という気持ちも、しっかりと未来に伝えられていました。
生死の境をさまよい生還した響は、奏の力を受け継ぎました。最初は翼の感情を逆撫でさせてしまい、不協和音が流れました。さらにクリスと対立しながら、未来とも喧嘩をしてしまい、数々の苦悩と葛藤を乗り越えていきました。詰め込み感がないわけではなかったですが、話がテンポよく進んだのも確か。だから翼とは早い段階で和解できたし、未来とも早く仲直りできました。クリスとも最終決戦直前では和解して共闘できましたし。そうしてぶつかり合って培われた彼女達の絆・友情はきっと固いと思います。響、翼、クリス、そして未来。仲良し4人組の誕生…だといいですね。

MVP:立花響
最初は奏と翼のバディものだと思っていました。なので、一般人の響が主人公になるなんて一体どういうことだと戸惑いもしました。
翼が絶唱後に倒れ、響が1人で奮闘するようになった辺りから結構感情移入できるようになりました。翼の事情を理解できていなかった。クリスと分かり合おうとするのに、一方で未来と喧嘩…彼女の苦悩や葛藤はダイレクトに伝わってきました。そんなこともあって、人と人は分かり合えるというメッセージも素直に受け入れられました。
主人公が脇役に食われてしまう作品も多い中、私は主人公である響の目線で物語を追うことができました。

「シンフォギア」は大好きな作品となりました。ありがとうございました。
Tracked from ひびレビ at 2012-04-04 07:20
タイトル : 戦姫絶唱シンフォギア 第13話(最終回)「流れ星、堕ちて..
戦姫絶唱シンフォギア 第13話(最終回)「流れ星、堕ちて燃えて尽きて、そして」。サブタイトルはタイトルの下にある英文の和訳なんですね。 皆の歌声を受けて復活した響、翼、クリスの3人。歌は命。高レベルのフォニックゲインを、ツヴァイウイングのライブ会場の地下...... more
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by konosetu | 2012-04-03 15:12 | 戦姫絶唱シンフォギア | Trackback(1) | Comments(0)

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