能力追跡(AIMストーカー)
さらなる強敵。
アイテムの刺客、フレンダを追い詰めた美琴。が、フレンダの仲間の麦野と滝壺がやってきてしまい、再び形勢逆転。麦野の圧倒的な破壊力の『原子崩し(メルトダウナー)』と、滝壺の追跡能力『能力追跡(AIMストーカー)』の連携攻撃に美琴は徐々に疲弊。不利を悟って施設のコンピュータ破壊を優先させようとしますが、フレンダのトラップも絡んで必死に逃げ惑います。
一方、脳神経応用分析所の深部に潜入した布束は、妹達に感情データをインストールしようとします。妹達がただ死の運命を受け入れているのがダメなのだ。戦うこと、死ぬことを拒否するようになれば、ひょっとしたら計画が止められるかもしれない。だが、その後はどうする? クローンとして一般社会で生きていくことは果たして可能なのだろうか? 自分のやっていることに意味はあるのか…?
結局、感情データインストールは打ち止めを介さないコマンドだったために失敗。窒素装甲(オフェンスアーマー)を駆使する絹旗に捕縛されてしまい…。
思わぬ長期戦に、滝壺が疲弊。フレンダと滝壺を下がらせ、麦野は美琴と一騎討ちを挑みに向かいます。
美琴、消耗していますねぇ。もはや逃げ回るしかないのか…。
相手がフレンダ1人の間に施設のコンピュータ破壊に向かえばよかったんですよねぇ。私ならそうしている。
麦野は凶悪ですねぇ。これから長きに渡って彼女は危険な敵として立ち塞がっていくんでしょうね…。