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劇場版名探偵コナン 振り返り11~20

劇場版名探偵コナン
20作品記念ということで振り返ってみます。
今回は11作品目以降を。



2007年:紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)
遺跡や眠っていた宝とかの設定があまりに突飛過ぎるというか…。
一応推理モノなんだから、あまりに変な遺物が出てくると、正直引きます。遺跡探検アドベンチャーじゃないのですから。「ルパン三世」でやるならまだしも。
蘭と園子の友情に焦点が当てられていましたが、それは「瞳の中の暗殺者」や「銀翼の奇術師」の方がうまく描かれていると思います。
2人が背中合わせで戦うシーンは見せ場のはずなのですが、ちょっとコレジャナイ。
中盤まではともかく、蘭や園子が連れ去られた辺りからが違和感まみれの作品でした。「名探偵コナン」でやるような話じゃないなと。
主題歌はマル。

2008年:戦慄の楽譜(フルスコア)
決して嫌いではありませんが…。
音楽にまつわるミステリーということで、美しいクラシックの世界に少し誘われました。
アクションが少ないサスペンス重視でしたが、見応え抜群。
ただクライマックスでは、外で大爆発が起きているのに、関係者も観客も誰1人異変に気付かなかったのはかなり違和感がありました。
ZARD提供の主題歌はこれが最後で、それが切なかったです。

2009年:漆黒の追跡者 (チェイサー)
とある連続殺人を巡って組織と真っ向勝負。ただの組織との対決ではなく、多くの者達の思惑が巧妙に絡まる展開は秀逸。
多少強引でも、ハラハラ緊迫感のある展開の連続に圧倒されました。各県警の刑事大集合もマル。
ただ、ラストで組織が派手に暴れすぎたのはちょっと違和感(汗)

2010年:天空の難破船(ロストシップ)
推理よりもアクションを楽しむ作品。コナンと犯人一味との戦いが単純に面白かったです。
怪盗キッドと平次ファンも楽しめる作り。
キッドが素の黒羽怪斗って感じでした。コナンとかなり慣れ合っていた感じ。
なお、この作品から小五郎のCVが小山力也さんになりました。

2011年:沈黙の15分(クォーター)
劇場版初の真冬のエピソード。
序盤のトンネル爆破から手に汗握る展開。
雪国ならではのシナリオで、事件のカギを握る少年の記憶など、謎や秘密が巧妙に散りばめられていました。
謎解き要素も良好。そしてクライマックスのコナンの決死の奮闘。生死を分けた15分。
コナンと蘭の絆がコナンの生還を呼びました。舞台は極寒だけど、展開はとても熱かったです。

2012年:11人目のストライカー
サッカーを題材にした物語。久々に犯人やトリックをじっくり推理する暇がありました。
序盤のコナンによるスケボーアクションと爆弾解体が手に汗握ります。
そして、犯人の身勝手さに怒りを爆発させたコナンの説教シーンもお気に入りです。
本物のサッカー選手が本人役として登場したのが良くも悪くも話題に…(苦笑)

2013年:絶海の探偵(プライベートアイ)
自衛隊の協力を得た本格サスペンス。
自衛隊員の職業モノという側面も。頑張る大人達が描かれているっていうのはいいものです。
イージス艦という限られた空間で某国のスパイが暗躍。さらに片腕だけの遺体。
一応、コナンは陸の阿笠や平次と連絡は取れていたものの、バレたら大変という状況。
「ボクちょっとトイレ」
スパイが誰なのかはすぐ分かるようになっているものの、事件にはさらに裏があったというオチ。
海に転落した蘭を救ったのは、コナンの知恵とイージス艦の能力。
そして小五郎の金の名刺はその後のテレビシリーズでも幾度か登場しました。
「ベイカー街の亡霊」以来、最高興行収入を更新。

番外・2013年:ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
金曜ロードショーで放映されて好評だった夢の競演シリーズ第2弾。
ジョディ、ジェイムズ、三池苗子がスクリーンデビュー。
もうちょっと蘭や小五郎をルパン一味と絡ませて欲しかったところ。
哀ちゃんと峰不二子の共演はベリーグッド!

2014年:異次元の狙撃手(スナイパー)
世良真純、沖矢昴、赤井秀一、キャメル初登場。
序盤から派手なバイクチェイスから始まり、徐々に明かされるネイビーシールズの闇。
クライマックスまで息もつかせぬ展開の連続。粘ったな、仮面ライダーフォーゼ!
最後はアニメならではの演出。
「了解」
原作でも曖昧だった沖矢=赤井が完全に確定しました。
最高興行収入をさらに更新。

2015年:業火の向日葵
むしろ怪盗キッドが主役ともいえるアートミステリー。
怪盗キッドの謎の行動の真意の背景には心温まる話が隠されていました。
…ただ、アクションを重視するがあまり、話を端折り過ぎ。
脚本が大幅に変更され、後半は完全に別物となっていたそうな(苦笑)
青山先生原案の殺人事件も丸ごとカット。いろいろ残念。
それでも最高興行収入をさらに更新!

2016年:純黒の悪夢(ナイトメア)
黒の組織が絡む劇場版第3弾。今回は純粋に組織との対決オンリー。
安室透、水無怜奈が初登場。赤井秀一も本格参戦。
組織のメンバー、謎の女=キュラソーによって流出してしまった各国のNOCの情報をめぐる攻防。
組織の一員としての凶悪なキュラソーと、記憶喪失になってからの穏やかな彼女。
探偵団の子ども達との出会いを通し、心変わりをして子ども達を助けるために命を投げ出し奮闘する流れが秀逸。
次々とNOCが抹殺されていく様子とバーボンとキールのピンチと、非常に緊迫感もありました。
赤井と安室の直接対決。この2人とコナンを含めた3人の共闘と、見応え抜群。非常に印象に残るシーン、映像を作ろうと意識されていたのが窺えます。
謎解きや犯人当て要素はありませんが、それがストーリーのテンポを良くしたといえるでしょう。アクションとサスペンスは両立しやすいですからね。
これまで以上に青山先生が作品作りにガッチリ関与していたのも大きいかと。
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by konosetu | 2016-09-02 11:20 | 名探偵コナン | Trackback | Comments(0)

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