陛下のメダル

ウルトラマンZ　第7話「陛下のメダル」

朝倉リク、誘拐事件！

朝倉リクが何者かにさらわれた！　リクに秘められた力を利用して、凶悪な何かが作り出されようとしている……！

そして登場する強敵・ベリアル融合獣！

大ピンチに陥るウルトラマンゼットの前に、満を持して師匠が帰ってくる！

邪悪な野望を打ち砕け！　ゼット、ジード、そしてゼロ！

（公式HPより抜粋）

ゼット：オリジナル、アルファエッジ、ベータスマッシュ

ジード：ギャラクシーライジング

ゼロ：基本、シャイニングゼロ、ストロングコロナゼロ、ルナミラクルゼロ

登場怪獣：スカルゴモラ、サンダーキラー、ペダニウムゼットン、バリスレイダー、ジャグラスジャグラー魔人態、ペガッサ星人ペガ

第7話にしてお祭り感がありますね。

リクが口走った「風来坊」というワードに反応するジャグ…もといヘビクラ隊長ｗ

坂本監督回特有の生身アクション。やらないはずないと思っていましたよｗ

しかも人間サイズのゼットがｷﾀ━━━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━━━!!

平成作品において、少ないながらも印象深い活躍を見せてくれた人間大ウルトラマン。

ニュージェネレーションになってからはご無沙汰だったのもあり、気分が高揚しましたよ。ヨウコ隊員じゃないけどｗ

ゼット曰く、ハルキの「体を借りている状態」。エネルギー消費が激しく、活動可能時間は50秒。あくまでイレギュラーな状態なんですね。

「いつもと逆」とも説明していたので、いつもはハルキがゼットの体を借りている。…というわけで、ウルトラサイズゼットの体の主導権はハルキが握っていることが再確認できた形です。

バリスレイダーが人間に擬態する能力まで有していたとは。

カブラギ…というかセレブロは先日現れたギルバリスからバリスレイダーを奪って制御したのでしょうか。それとも自らが作ったんでしょうか。

今回はそのセレブロがベリアルメダルを生成し、自らが出陣。3体ものベリアル融合獣にフォームチェンジのように変身していき。

ゼットもいるのに、経験を積んだはずのジードまでも圧倒。ヘタすれば本家より強い説。伏井出先生、泣いていいよ。

お陰で強敵感が出て、3人のウルトラマンによる過剰戦力でのオーバーキル感があまりなくてよかったです。

ジャグラーに見つからないように動いた用心深さ、そして弱っているのにジャグラーに不意打ちをかまして逃走する機転の良さ。侮れませんね。

ちなみにゼットライザーへのメダル装填時は「○○怪獣」と二つ名を呼んでいましたね。ハルキ、リク、ジャグラーとも差別化されていて面白いです。

シリーズ通してのヴィランであるセレブロの暗躍、今後にも注目です。

「Ultra Spiral」が挿入歌として流れ、最後は3人のウルトラマンが夕日を背に並び立つ。

ジードとゼロという2人ものゲストウルトラマン、そして過去作の宿敵キャラ・ジャグラーという濃い面々がいるにも関わらず、ちゃんと「ウルトラマンZ」だった印象。

ゼットのイレギュラーな活躍の仕方、ゼロに感謝の意を表したハルキの清々しさ、相変わらず有能なユカ隊員のお陰でしょうか。

リクのせいでヘビクラ隊長の素性がハルキ達に露見することもなく。リクが女性隊員2人にウルトラマンだとバレることもなく。

「Z」の本筋にそこまで影響を与えることはありませんでした。

ゼロは本来の任務に戻り、リクはデビルスプリンターを追って再び宇宙へ。元の鞘に収まった形ですね。

それにしても、チョットだけど出番もらえてよかったですねぇ、ペガ(´＾ω＾`)ﾌﾟｯ　（「ゼロ＆ジード クロニクル」最終回参照）