隊長、最終防衛ライン死守します！ヽ(#｀W´)ノ

魔法少女リリカルなのはStrikerS　第7話「ホテル・アグスタ」

今回の任務は防衛。シリーズにおいても珍しいケースです。
そして、注目の新キャラが本格参戦！
それでは、テイク・オフ！（*´▽｀）ノ



ミッドチルダ 首都南東地区

ヘリの中で、機動六課の面々に対してはやてが説明をします。
内容は、ガジェットの製作者・レリックの収集者の捜査状況。被疑者はジェイル･スカリエッティの線でフェイトが捜査を進めています。
そして、今回の機動六課の任務は、取引許可のあるロストロギアも出品される、骨董美術品オークション会場の警備。
レリックはここにはないものの、この手のオークションは密輸取引の隠れ蓑にもなる得るため、油断は禁物とのことです。
隊長達は建物内部の警備。そして前線は副隊長らと、その指示の元新人達も務めることに。

ホテル･アグスタにて。
ドレスに着替えたはやて、なのは、フェイト達3人は受付から会場入り。
大人らしくキメていますが、やっぱり不釣り合いのような気が…。作画が微妙なせいもあるかも。もっとも、私の場合は作画についてはあまり気にしませんが。

スバル「でも今日は、八神部隊長の守護騎士団、全員集合かぁ」
会場外の警備中、ふと思ったスバル。
ティアナの疑問に、スバルがはやてと守護騎士に関して知っていることを伝えます。
ただし、知っているのはギンガやゲンヤから聞いたことくらい。詳しい出自や能力の詳細は特秘事項であり、スバルもほとんど知っていません。
ティアナ「六課の戦力は、無敵を通り越して明らかに異常」
改めて、ティアナは機動六課のメンバーの優秀さや将来性に感嘆します。
ティアナ「やっぱり、ウチの部隊で凡人は私だけか……」
そして、そんな彼らと自分を比較し、劣等感を抱いてしまうティアナ。

謎の2人組、ゼストとルーテシアが会場周辺の森まで接近。
ルーテシアはガジェットの接近を感知します。

一方、周辺探査を行っていたシャマルもガジェットの反応を探知。
地下警備を行っていたシグナムは、ザフィーラを伴って前線へ迎撃に。
エリオとキャロは地上でティアナ達と合流します。

守護騎士達も騎士甲冑に身を包み、シャマルは現場指揮へ。
注目の騎士達の変身。ウフフフ（*￣▽￣）b



デバイスのレベル2起動承認を得たヴィータとシグナムは、ガジェットを迎撃するため森林方面へと飛び立っていきます。

オークションは事件の様子見で開場を遅らされる中、戦闘が開始。ヴィータとシグナム、そしてザフィーラは順調にガジェット部隊の迎撃を進めていきます。
制限がかかっているのにこの強さ。ティアナも驚き呆れています。

スカリエッティ「ごきげんよう、騎士ゼスト、ルーテシア」
近くで戦況を見物していたゼストとルーテシアの元に、スカリエッティから通信が入ります。
レリックとはまた別の骨董を会場から奪ってきて欲しいというスカリエッティの依頼。
ゼストは断りますが、ルーテシアは了承。召喚デバイス『アスクレピオス』を起動させ召喚魔法陣を展開。
ルーテシア「我は乞う、小さきもの、羽ばたくもの、言の葉に応え、我が命を果たせ――召喚、インゼクトツーク」
そのとき、キャロのケリュケイオンやシャマルのクラールヴィント、管制のシャリオ達が反応を探知。
ルーテシアは極小の召喚獣を呼び出し、ガジェットに取り付かせ、ガジェットをコントロールしていきます。

ガジェットの動きが急に良くなったことを受け、守護騎士達は意表を突かれます。そこで作戦変更。
ヴィータは新人達の防衛ラインまで下がり、ザフィーラはシグナムと合流します。

ルーテシアは続いて別のガジェット部隊を新人達の警備する会場周辺に転送します。

リインは召喚士の正体をつかもうとしますが、虫型極小型召喚獣の襲撃により断念。
一方、目標の骨董を発見したルーテシアは、ガリュウを呼び出し収集に向かわせます。
手際の良い陽動作戦です。

新人達は転送されてきたガジェットに対して迎撃。
ティアナは意気込み、自分でガジェットを全て落すと息巻きます。
エリオらを下げ、スバルとのツートップで戦うことに。

ティアナ「クロスファイア――シュート！！」
ティアナはカートリッジを4発ロードして射撃魔法を連射、連射、連射！
多数のガジェットを貫き、撃破していきます。
ところが、その中の1発がスバルに目掛けて飛んでいってしまいます。
ヴィータ「ティアナ、この馬鹿、無茶やった上に味方撃ってどうすんだ」
寸前で打ち返し、あわや同士討ちを阻止したヴィータは、ティアナを叱責。それを弁護しようとするスバルもまとめて下がるように命じます。

ルーテシアは目標物を確保。
それをガリュウにそのままスカリエッティに届けさせ、自らもゼストと共に引き上げる。
警備員が異変に気づきますが、後の祭り。
どうやら、ルーテシアが盗ってこさせたものは、オークションの出品物ではなく、密輸品だった模様。

状況が一段落して、オークションが開始されます。
召喚士は追いきれなかったものの、敵部隊はほぼ撃破、任務は順調に進行中。
はやては会場で、同じく仕事中であったヴェロッサ･アコース査察官と会います。かなり馴染みのあるご様子。
そして会場では、若き考古学者として無限書庫司書長のユーノが紹介されます。それに表情を明るくさせるなのはとフェイト。

外ではヴィータとシグナムがガジェットを全機撃墜完了。ティアナのことを案じるヴィータ。
ティアナはスバルと会場裏手を警護。自分を慰めようとしてくるスバルも追い返し、独り涙するのでした。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

まとめ&感想

遂にルーテシアが本格始動です。
キャロと似たデバイスを使っているだけあって、召喚魔導師なわけですが、予想通りその能力はかなり高そうです。
そしてどうやら古代ベルカ式らしい術式のようで、魔法陣関連ともどもこれは興味深いです。

スカリエッティからは一方的に監視されているだけかと思いきや、相互に面識があって場合によっては協力もしているというのが意外です。
スカリエッティからアスクレピオスにデータを飛ばせたり、逆にスカリエッティに物を届けることも出来たりと結構情報のやりとりも出来るみたいですね。
もっとも、基本的にはスカリエッティの方に主導権があるようですが。
気になるキーワードや人名もいくつか登場ですね。
ルーテシアの仲間に、他に「アギト」という存在もいるようで。
そのアギトやゼストはスカリエッティを嫌っているようですが、ルーテシアはそうでない様子。
あのイカレ野郎のどこがいいんだか……（；￣▽￣）

小型の召喚獣による無機物操作はその数が半端ではなかったですね。
そして、それによって操られたガジェットの動きも、守護騎士達をも戸惑わせるほど。
ウーノによると、魔法名シテーレケレゲンというようですが、あの虫は探査も出来るようでかなり便利そうです。
最初こそ、どんな巨大な化け物を召喚するのかとハラハラしたものですが、出てきたのは小さな集団で少し拍子抜け。
ところがどっこい、小さくて使い道も多数あるようで、かなり侮れない存在だとすぐに思い直しました。
健気にがんばるリインも撃退されちゃいましたし∴:∵（ノД｀）∴:∵

キャロいわく、優れた召喚士は転送魔法のエキスパートでもあるとのこと。
召喚と通常転送、実は似たものなのかもしれませんが、召喚の方がよりこうどな技術が要求されそうです。
また、エリオの発言により、あの正方形魔法陣は召喚魔法陣だということがはっきりしましたね。
今までのキャロのケリュケイオンとは意匠がかなり違う感じで、あちらが本人の術式どおりミッドチルダ式の雰囲気を持っていたのに対してこちらはベルカ式の雰囲気でした。
魔法名もドイツ語。近代ベルカ式とは考えづらいので、ルーテシアは古代ベルカ式のようですね。
う～む。OPを見ていたときは、ルーテシアは召喚される側だと思っていたのですが、現時点では召喚する側なようですね。とはいえ、彼女が誰かに呼び出されたという可能性もまだ残っているわけで。
そして、「ガリュウ」という存在も気になるところ。キャロの相棒フリードのような竜なのでしょうか？
あと、スカリエッティに頼まれて何を盗んだのかも気になるところ。六課の方では把握できているのでしょうか。

それから、もう1つ注目点。キャストが桑谷夏子さんｗ
う～む、なかなかマッチしていますよ。さすがです。
出番のなくなってしまったアルフとはまた違った雰囲気の声音ですね。
ルーテシアが豹変したら、ナイフ振り回して襲ってこないかしら（オイ
あるいは変なドリンクを飲んで（ry

一緒にいたゼストも騎士。やはりベルカ式の使い手のようです。
これは守護騎士達との絡みにも期待できそうです。

無茶をして仲間を誤射するというミスしてしまったティアナ。寸でのところで同士討ちは免れましたが、遂に恐れていた事態になってしまったということで。
今までどちらかというと影の薄かったティアナ。なのに、こんな形でスポットが当たってしまうとは……
作戦自体はそれほど悪くはなかったかと。現にたくさん敵を撃破していますので。弱腰になってしまうよりはずっと良かったでしょう。
ところが、前回のなのはの「攻撃を回避するな」という教えから逸脱してしまった辺りで狂いが生じてきたように思います。あの場合は回避するのもやむを得なかったのかもしれませんが、回避せざるを得ない状況に追い込まれてしまったのが、そもそもの失敗。
それでも、精神の状態が良好なら、臨機応変に対処できたかも。
前回のなのはの教え、さらに第1話の陸戦Ｂランク昇格試験で受けたであろう安全教育で学んだことが活かされていなかった。
これが最大の問題だったように思えます。

悩みを抱えたまま任務を遂行するのは時には深刻な問題になります。
ティアナの悩みは実際は些細なもので、そんなに自分を凡人だと卑下することなんてないはずなのですが、彼女がそう思い込んでいる以上は困った問題です。
その穴から早いところ抜け出して、心の状態を良好にしないと、彼女自身や部隊全体の士気にも関わってきますからね。
人と比べることなんてしないで、自分は選び抜かれた強力な部隊の精鋭なのだと自信を持ってやっていって欲しいものです。

しかしながら、そんなティアナが劣等感を覚えるほどのエリート揃いの機動六課。
ロングアーチも将来有望なスタッフばかりというのは、アルトやルキノも「優秀な人材」に含まれるということのようで。
外部の人間（我々視聴者も含む）だけでなく、一員であるティアナまでもが異様だと感じてしまう最強部隊。
末恐ろしいものです、ホント……
それどこのスパロボだよ。ヾ(´Д｀;)

ヴィータの激昂はもっともですね。そりゃあ、シグナムに過保護だと言われるほど新人達を大切に思っているはずでしょうから。
確かに言い過ぎである気もしましたが、状況が状況だけに仕方がないでしょう。なにより、絶対にやってはならないミスですからね。
ガジェットを一撃でバリアごとブチ抜く威力があったのですから、最悪スバルに風穴が開いてしまっていたかもしれません。

見せ場は少なかったものの、ティアナを弁護したり庇ったりと、スポットを当てられているスバル。
実は、ティアナのお話も、スバルを際立たせるための手段に過ぎなかったりするのかもしれません（＾ｗ＾；）
かなり無理のあるヴィータへの言い訳でしたが、それだけ日頃からティアナのことを気にかけているということなのでしょう。

守護騎士3人の変身シーンも見所ですねｗ
短いながらもそんな演出を用意してくれただけでも大きいです。
もう1回くらいは見たいですね。
そういえば、1期ではフェイトの変身はなかったんですよねぇ。そして、2期では騎士達の変身もなかった。やっぱり敵方には用意してくれないってことでしょうか？

ザフィーラが喋ったのに驚いたエリオとキャロ。意外なことに、知らなかったんですね（；´▽｀）
そんなザフィーラも地味ながら活躍を見せてくれました。管理局の一員ではないとのことなので、リミッターもおそらく関係ないわけで。
頼もしいものです。

次回はティアナメイン。
訓練とバトルの回が交互にやってきているって感じです。
やさぐれてしまったティアナを励まそうと奮闘するスバル。
果たして、ティアナは立ち直ることができるのか……

第8話「願い、ふたりで」
に　テイク・オフ！

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