2008年 05月 06日
戦慄の楽譜(フルスコア)
名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)
1年ぶりに直接会った友人と観にいきました。
今回は音、クラシック音楽がテーマの作品です。
以下、ネタバレありです。
あらすじです。感想・評価は「◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇」へ。
米花市にある<堂本音楽アカデミー>の一室で、プロの音楽家2人が練習中。バイオリン奏者の女性・奏子がそれを聴いています。
奏子がメールを送信した瞬間、練習部屋に仕掛けられた爆弾が爆発!
練習中の2人が亡くなり、バイオリン奏者の奏子だけが重傷を負ったものの一命を取り留めました。
そのニュース速報を見てほくそ笑む犯人。
いつものオープニング。
真実はいつもひとつ!
数日後、コナンが爆発現場を調査しています。
すると、蘭から新一あてに電話が。世界的音楽家のクラシックコンサートに誘ってくれたのです。
当然新一が行くのは無理。新一=コナンは余計なことを言って蘭を怒らせてしまいます。
そのときピアノの破片を拾い、車で去っていく老紳士を見かけるのでした。
2日後、コナン達が音楽ホールのリハーサルに行くと、そこには警視庁の面々が。
少年探偵団がパイプオルガンの仕組みを教えてもらう一方で、目暮警部達は爆破事件の時、奏子の送ったメールの受取人であるソプラノ歌手の秋庭怜子に話を訊きます。
さらに現場では、フルートの3つのパーツのうちの1つである胴部管が発見されていました。
少年探偵団は、学校で開かれる合唱大会の歌唱指導のお願いを怜子にします。彼女は帝丹小のOGだったので、引き受けてくれることに。
テニスをする蘭と園子。蘭は先日の新一の態度を思い出し、怒りを再燃させます。
園子は、新一と蘭が中2のときにも長い喧嘩をしていたと指摘。
蘭はよく覚えていないものの、新一と一緒に帰る途中川の方から聴こえてきた歌のおかげでいつの間にか仲直りできていたことを思い出します。
歌唱指導の日。
絶対音感を持つ怜子は、子ども達の歌に的確な指導をしていきます。コナンは音痴で指導のしようもないものの…
怜子が帰ろうとしたとき、元太がお茶のボトルを持ち出しているのを発見。勝手にお茶を飲んだ元太が苦しみだします。
医者に診せると、命に別状はないものの4~5日間声が出なくなるとのこと。もし怜子が飲んでいたら、3日後のコンサートに支障をきたしていました。
さらにその帰り道、背後からトラックが急接近!
その追撃をかわすべく、コナン達は逃げ出しますが、狙いは怜子。彼女は転倒。あわやというところでトラックは方向転換。犯人はトラックを乗り捨てて逃亡します。
前日の夜、あるバイオリン奏者の男性がガス爆発で死亡。現場からはフルートの足部管が発見されました。
さらに、あるヴィオラ奏者の男性が操縦するパラグライダーが墜落。フルートの頭部管が発見されました。
フルートのパーツが揃い、連続殺人に終止符が打たれたかと思われました。
亡くなった4人は全員かつてピアノ四重奏を組む仲間でした。
奏子や怜子が出演できないと得をするのは誰か。コンサート関係者全員に怪しい点が浮上します。
翌朝早々、コナンは怜子のマンションへ。彼女の部屋に上がりこんだコナンは、怜子と男性のツーショット写真とフルートをが飾られているのを見ます。
いつものように森林浴に出かけた怜子。コナンが護衛にと同行します。森の中を歩いていると、黒い影がエアガンで怜子を狙撃してきます。コナンが庇うも怜子が足を負傷。
さらに怜子を撃とうとする犯人ですが、なぜか結局撃たずに姿を消してしまいます。
2人がマンションに戻ると、目暮警部達の姿が。怜子の写真に映っていた男性は相馬光。3年前、苦手な酒を今回殺された4人組に無理に飲まされたのが原因で、崖から転落死していたのでした。
小五郎が犯人が分かったと言い、急遽推理ショーを開きます。が、大ハズレのヘッポコ推理でした。しかし、コナンは重大な手がかりを得ます。
コンサート当日。リハーサルを見学するコナン達。ところがパイプオルガンの調律師が昨日から行方不明になっていることが判明。リハーサルは無事終了。
少年探偵団と合流し、休憩に向かいますが、コナンだけは気になることがあり、1人ホールに戻ります。パイプオルガンにおかしな音がするものがあったと感じたのです。
やはりパイプオルガンの音がおかしいと感じていた怜子がそれを確認していました。
そのことを責任者の堂本に知らせるため彼を探し池のほとりへ。背後から迫る黒い影。怜子とコナンは殴り倒されてしまいます。
堂本達は、怜子が姿を見せないため代役を立てることに。
一方、蘭や探偵団も戻ってこないコナンのことを心配しています。
コナンが気がつくと、そこは貯水池に浮かぶボートの上。怜子も一緒です。コンサートは開始している時刻です。
脱出が不能。携帯電話も持っていない。そんな状況の中、コナンは秘策を思いつきます。
そのとき爆発が。
23本ある柱のうち1つが爆破されたのです。
声を使って電話をかけ、佐藤・高木両刑事の乗るヘリでなんとか脱出に成功するコナン達。
幸いホール内部は丈夫に作られているので、まだ被害は出ていませんが、防音効果もあってか、中ではこの事態には誰も気付いておらず、コンサートは続けられていました。
ホールに突入するコナン達。
2人の刑事と別行動のコナンと怜子。怜子は時間稼ぎにとステージに立ちます。
コナンはパイプオルガンに仕掛けがあると見抜き、さらに犯人の正体にも気づきます。
一方、監禁されている調律師を発見した佐藤・高木両刑事。
コナンは遂に犯人と対峙します。
パイプオルガンの空気が送られることで、起爆装置が作動する仕掛けでした。コナンはその仕掛けを外していました。
しかし、犯人にはまだ手動で起爆させることが可能です。
時計型麻酔銃でそれを止めようとするコナンですが、犯人に殴られた際、故障してしまっていました。
一方、佐藤刑事が犯人の起爆装置を狙撃しようとしますが、コナンが邪魔で撃てません。
音楽の演奏が再会されると同時にホール内部を破壊すると宣言。タイムリミットが迫る中、状況に気付いた哀が、元太のリコーダーを使ってコナンにメッセージを送ります。それに気付いたコナンは身をかがめます。狙撃は成功。犯人は切り札を失います。
演奏の中、犯人は事件を起こした動機を語ります。
それは大事な人を奪われた復讐でした。そして慕ってきた者に捨てられた腹いせにホールとすべてを破壊しようとしたのでした。
銃で自殺しようとする犯人。長年連れ添ってきたのに自分を見放した友への恨みを口にします。
園子はそんな犯人に、親友をもっと信頼すべきだと説きます。
友の真意にやっと気がついた犯人は、ようやく降参するのでした。
帰り道。バイオリンの音を聞いた蘭は、それが新一の演奏なのでは思い、音のする方へ。
そこにはコナンの姿がありました。
エンディング。
ZARD「翼を広げて」
今回の劇場版用に作られた曲ではありませんが、作品の世界観にはマッチしていると思います。
思い出の川岸に佇むコナン、蘭、怜子。
やはり記憶の中にあった歌を歌っていたのは怜子でした。
怜子は婚約者を死に追いやった例の4人を最初は憎んでいましたが、アメイジング・グレースに免じて許していたのでした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今回の作品の私の評価は上の中といった感じでしょうか。面白さでは結構観る価値は高めといえると思います。
例年あるような派手なアクションシーンは控えめでしたが、今回はアクション的な迫力よりも美しさという面での迫力を前面に出したというのがウリなのではないでしょうか。
歴代作品にはアクションに凝っていた作品はたくさんあるので、たまにはそうでない作品があってもいいと思っていたところです。
複雑難解なトリックは特にありませんでしたが、散りばめられた謎や伏線、ヒント、音楽を題材にした仕掛けなどがうまく機能していていたと思います。
サスペンス要素と、いつ犯人が襲ってくるかというスリルがうまいこと噛みあっていたのではないでしょうか。
ヒントはたくさんあったにもかかわらず、結局犯人の正体は見破れませんでした。犯人が分かってようやくアレが伏線・ヒントだったんだと分かりました(^^;
一緒に観ていた友人は、かなり容疑者を絞れていたらしいですが。
犯人の動機も今回は一応筋が通っていた感じ。ただ、全部壊してしまおうっていうのは相変わらず滅茶苦茶な発想。ま、それでも整合性はあったのでよしとしましょう。
わずかながら新一と蘭の過去のエピソードが見られたのは貴重。何気に園子がいいことを言ったのが意外w
友情は前作でもテーマになっていましたが、今回も友を信じることの大切さが挙げられています。園子がそれを言うことで、友を信頼し切れなかった犯人の痛ましさがうまいこと強調されていたと思います。
なによりゲストの怜子さん(声:桑島法子)のツンデレ(?)振りがなんともww
最初は高飛車で誰も入り込む余地はなかったのに、積極的に関わろうとするコナンとはそれなりに話を通わせていました。コナンが犯人の襲撃を警察には話さないという約束を守ったのと、彼が絶対音感を持っているらしいというのが大きかったんでしょうね。
確かに、哀ちゃんと同タイプのキャラクターですな( ̄ー ̄)ニヤリ
その哀ちゃんも大活躍w そういや元太と間接キ(ry
その他にも笑える子ネタなどがたくさん散りばめられていて、大いに楽しませてもらいました。なかでも、怜子さんの歌唱指導が的確すぎw
哀ちゃんはもっと子どもっぽく歌いましょうw
ベートーベンやバッハの名曲、さらに「アメージング・グレイス」「アヴェ・マリア」といった美しいマジの演奏や独唱も聴けたので、お得感もありますね。
パンフレット見て知ったのですが、コンサートシーンはバイオリニストやオルガニストの指の動きまで丁寧に再現されていたようです。
最後にちょっとだけツッコミどころを。
歌っている最中に別の歌を歌いながら割り込むという演出は、普通ではマズイですよね。今回はやむをえない事情があったし、怜子さんも普段なら悪いことだと分かっててやったんだとは思いますがね。「3分あればいい?」は印象的ですが。
あと、音楽ホールの外で爆発が何度も起きているのに誰も気付かないなんてことあるんでしょうかねぇ。防音・防振されているとはいえ、火災も起きて煙も充満していそう。さすがに係員なり誰かが気付きそうなものですが。犯人の計算で爆発の規模が抑えられていたのかもしれませんが…
コナンは絶対音感があるのに音痴。電話、よくかけられましたね(^^;
あと、なぜにバイオリンを弾けるんでしょう。初めて知った(^^;
劇場版第13弾も制作決定されたみたいです。
また来年も観に行きたいものです。
1年ぶりに直接会った友人と観にいきました。
今回は音、クラシック音楽がテーマの作品です。
以下、ネタバレありです。
あらすじです。感想・評価は「◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇」へ。
米花市にある<堂本音楽アカデミー>の一室で、プロの音楽家2人が練習中。バイオリン奏者の女性・奏子がそれを聴いています。
奏子がメールを送信した瞬間、練習部屋に仕掛けられた爆弾が爆発!
練習中の2人が亡くなり、バイオリン奏者の奏子だけが重傷を負ったものの一命を取り留めました。
そのニュース速報を見てほくそ笑む犯人。
いつものオープニング。
真実はいつもひとつ!
数日後、コナンが爆発現場を調査しています。
すると、蘭から新一あてに電話が。世界的音楽家のクラシックコンサートに誘ってくれたのです。
当然新一が行くのは無理。新一=コナンは余計なことを言って蘭を怒らせてしまいます。
そのときピアノの破片を拾い、車で去っていく老紳士を見かけるのでした。
2日後、コナン達が音楽ホールのリハーサルに行くと、そこには警視庁の面々が。
少年探偵団がパイプオルガンの仕組みを教えてもらう一方で、目暮警部達は爆破事件の時、奏子の送ったメールの受取人であるソプラノ歌手の秋庭怜子に話を訊きます。
さらに現場では、フルートの3つのパーツのうちの1つである胴部管が発見されていました。
少年探偵団は、学校で開かれる合唱大会の歌唱指導のお願いを怜子にします。彼女は帝丹小のOGだったので、引き受けてくれることに。
テニスをする蘭と園子。蘭は先日の新一の態度を思い出し、怒りを再燃させます。
園子は、新一と蘭が中2のときにも長い喧嘩をしていたと指摘。
蘭はよく覚えていないものの、新一と一緒に帰る途中川の方から聴こえてきた歌のおかげでいつの間にか仲直りできていたことを思い出します。
歌唱指導の日。
絶対音感を持つ怜子は、子ども達の歌に的確な指導をしていきます。コナンは音痴で指導のしようもないものの…
怜子が帰ろうとしたとき、元太がお茶のボトルを持ち出しているのを発見。勝手にお茶を飲んだ元太が苦しみだします。
医者に診せると、命に別状はないものの4~5日間声が出なくなるとのこと。もし怜子が飲んでいたら、3日後のコンサートに支障をきたしていました。
さらにその帰り道、背後からトラックが急接近!
その追撃をかわすべく、コナン達は逃げ出しますが、狙いは怜子。彼女は転倒。あわやというところでトラックは方向転換。犯人はトラックを乗り捨てて逃亡します。
前日の夜、あるバイオリン奏者の男性がガス爆発で死亡。現場からはフルートの足部管が発見されました。
さらに、あるヴィオラ奏者の男性が操縦するパラグライダーが墜落。フルートの頭部管が発見されました。
フルートのパーツが揃い、連続殺人に終止符が打たれたかと思われました。
亡くなった4人は全員かつてピアノ四重奏を組む仲間でした。
奏子や怜子が出演できないと得をするのは誰か。コンサート関係者全員に怪しい点が浮上します。
翌朝早々、コナンは怜子のマンションへ。彼女の部屋に上がりこんだコナンは、怜子と男性のツーショット写真とフルートをが飾られているのを見ます。
いつものように森林浴に出かけた怜子。コナンが護衛にと同行します。森の中を歩いていると、黒い影がエアガンで怜子を狙撃してきます。コナンが庇うも怜子が足を負傷。
さらに怜子を撃とうとする犯人ですが、なぜか結局撃たずに姿を消してしまいます。
2人がマンションに戻ると、目暮警部達の姿が。怜子の写真に映っていた男性は相馬光。3年前、苦手な酒を今回殺された4人組に無理に飲まされたのが原因で、崖から転落死していたのでした。
小五郎が犯人が分かったと言い、急遽推理ショーを開きます。が、大ハズレのヘッポコ推理でした。しかし、コナンは重大な手がかりを得ます。
コンサート当日。リハーサルを見学するコナン達。ところがパイプオルガンの調律師が昨日から行方不明になっていることが判明。リハーサルは無事終了。
少年探偵団と合流し、休憩に向かいますが、コナンだけは気になることがあり、1人ホールに戻ります。パイプオルガンにおかしな音がするものがあったと感じたのです。
やはりパイプオルガンの音がおかしいと感じていた怜子がそれを確認していました。
そのことを責任者の堂本に知らせるため彼を探し池のほとりへ。背後から迫る黒い影。怜子とコナンは殴り倒されてしまいます。
堂本達は、怜子が姿を見せないため代役を立てることに。
一方、蘭や探偵団も戻ってこないコナンのことを心配しています。
コナンが気がつくと、そこは貯水池に浮かぶボートの上。怜子も一緒です。コンサートは開始している時刻です。
脱出が不能。携帯電話も持っていない。そんな状況の中、コナンは秘策を思いつきます。
そのとき爆発が。
23本ある柱のうち1つが爆破されたのです。
声を使って電話をかけ、佐藤・高木両刑事の乗るヘリでなんとか脱出に成功するコナン達。
幸いホール内部は丈夫に作られているので、まだ被害は出ていませんが、防音効果もあってか、中ではこの事態には誰も気付いておらず、コンサートは続けられていました。
ホールに突入するコナン達。
2人の刑事と別行動のコナンと怜子。怜子は時間稼ぎにとステージに立ちます。
コナンはパイプオルガンに仕掛けがあると見抜き、さらに犯人の正体にも気づきます。
一方、監禁されている調律師を発見した佐藤・高木両刑事。
コナンは遂に犯人と対峙します。
パイプオルガンの空気が送られることで、起爆装置が作動する仕掛けでした。コナンはその仕掛けを外していました。
しかし、犯人にはまだ手動で起爆させることが可能です。
時計型麻酔銃でそれを止めようとするコナンですが、犯人に殴られた際、故障してしまっていました。
一方、佐藤刑事が犯人の起爆装置を狙撃しようとしますが、コナンが邪魔で撃てません。
音楽の演奏が再会されると同時にホール内部を破壊すると宣言。タイムリミットが迫る中、状況に気付いた哀が、元太のリコーダーを使ってコナンにメッセージを送ります。それに気付いたコナンは身をかがめます。狙撃は成功。犯人は切り札を失います。
演奏の中、犯人は事件を起こした動機を語ります。
それは大事な人を奪われた復讐でした。そして慕ってきた者に捨てられた腹いせにホールとすべてを破壊しようとしたのでした。
銃で自殺しようとする犯人。長年連れ添ってきたのに自分を見放した友への恨みを口にします。
園子はそんな犯人に、親友をもっと信頼すべきだと説きます。
友の真意にやっと気がついた犯人は、ようやく降参するのでした。
帰り道。バイオリンの音を聞いた蘭は、それが新一の演奏なのでは思い、音のする方へ。
そこにはコナンの姿がありました。
エンディング。
ZARD「翼を広げて」
今回の劇場版用に作られた曲ではありませんが、作品の世界観にはマッチしていると思います。
思い出の川岸に佇むコナン、蘭、怜子。
やはり記憶の中にあった歌を歌っていたのは怜子でした。
怜子は婚約者を死に追いやった例の4人を最初は憎んでいましたが、アメイジング・グレースに免じて許していたのでした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今回の作品の私の評価は上の中といった感じでしょうか。面白さでは結構観る価値は高めといえると思います。
例年あるような派手なアクションシーンは控えめでしたが、今回はアクション的な迫力よりも美しさという面での迫力を前面に出したというのがウリなのではないでしょうか。
歴代作品にはアクションに凝っていた作品はたくさんあるので、たまにはそうでない作品があってもいいと思っていたところです。
複雑難解なトリックは特にありませんでしたが、散りばめられた謎や伏線、ヒント、音楽を題材にした仕掛けなどがうまく機能していていたと思います。
サスペンス要素と、いつ犯人が襲ってくるかというスリルがうまいこと噛みあっていたのではないでしょうか。
ヒントはたくさんあったにもかかわらず、結局犯人の正体は見破れませんでした。犯人が分かってようやくアレが伏線・ヒントだったんだと分かりました(^^;
一緒に観ていた友人は、かなり容疑者を絞れていたらしいですが。
犯人の動機も今回は一応筋が通っていた感じ。ただ、全部壊してしまおうっていうのは相変わらず滅茶苦茶な発想。ま、それでも整合性はあったのでよしとしましょう。
わずかながら新一と蘭の過去のエピソードが見られたのは貴重。何気に園子がいいことを言ったのが意外w
友情は前作でもテーマになっていましたが、今回も友を信じることの大切さが挙げられています。園子がそれを言うことで、友を信頼し切れなかった犯人の痛ましさがうまいこと強調されていたと思います。
なによりゲストの怜子さん(声:桑島法子)のツンデレ(?)振りがなんともww
最初は高飛車で誰も入り込む余地はなかったのに、積極的に関わろうとするコナンとはそれなりに話を通わせていました。コナンが犯人の襲撃を警察には話さないという約束を守ったのと、彼が絶対音感を持っているらしいというのが大きかったんでしょうね。
確かに、哀ちゃんと同タイプのキャラクターですな( ̄ー ̄)ニヤリ
その哀ちゃんも大活躍w そういや元太と間接キ(ry
その他にも笑える子ネタなどがたくさん散りばめられていて、大いに楽しませてもらいました。なかでも、怜子さんの歌唱指導が的確すぎw
哀ちゃんはもっと子どもっぽく歌いましょうw
ベートーベンやバッハの名曲、さらに「アメージング・グレイス」「アヴェ・マリア」といった美しいマジの演奏や独唱も聴けたので、お得感もありますね。
パンフレット見て知ったのですが、コンサートシーンはバイオリニストやオルガニストの指の動きまで丁寧に再現されていたようです。
最後にちょっとだけツッコミどころを。
歌っている最中に別の歌を歌いながら割り込むという演出は、普通ではマズイですよね。今回はやむをえない事情があったし、怜子さんも普段なら悪いことだと分かっててやったんだとは思いますがね。「3分あればいい?」は印象的ですが。
あと、音楽ホールの外で爆発が何度も起きているのに誰も気付かないなんてことあるんでしょうかねぇ。防音・防振されているとはいえ、火災も起きて煙も充満していそう。さすがに係員なり誰かが気付きそうなものですが。犯人の計算で爆発の規模が抑えられていたのかもしれませんが…
コナンは絶対音感があるのに音痴。電話、よくかけられましたね(^^;
あと、なぜにバイオリンを弾けるんでしょう。初めて知った(^^;
劇場版第13弾も制作決定されたみたいです。
また来年も観に行きたいものです。
Tracked
from 興味津々な日々
at 2008-05-09 03:00
Tracked
from 保険お役立ち情報
at 2008-05-23 19:49
タイトル : 子供保険の税金の控除額
子供保険に限らず、生命保険とは(契約者・被保険者・受取人)の形態で成り立っています。子供保険でいえば、(契約者)=親またはおじいちゃんやおばあちゃん、(被保険者)=子供、(受取人)=一般的に(契約者)と同一、という形になっています。子供保険の保険金や満期金・祝い金を受け取ったときには、「所得税(一時所得)」の対象となりますが、契約者と受取人が違う場合には、「贈与税」の対象になってしまうケースもあるので十分な注意が必要です。ここで「所得税(一時所得)」の計算方法をお教えしましょう。(一時所得)=総受取額...... more
子供保険に限らず、生命保険とは(契約者・被保険者・受取人)の形態で成り立っています。子供保険でいえば、(契約者)=親またはおじいちゃんやおばあちゃん、(被保険者)=子供、(受取人)=一般的に(契約者)と同一、という形になっています。子供保険の保険金や満期金・祝い金を受け取ったときには、「所得税(一時所得)」の対象となりますが、契約者と受取人が違う場合には、「贈与税」の対象になってしまうケースもあるので十分な注意が必要です。ここで「所得税(一時所得)」の計算方法をお教えしましょう。(一時所得)=総受取額...... more
Tracked
from 貸しホールレンタル全国情..
at 2008-10-01 22:31
Tracked
from 別館ヒガシ日記
at 2009-05-09 15:11
タイトル : コナン戦慄の楽譜(116作目)&疾風&探偵
戦慄の楽譜は地上波でして鑑賞したのだけども 結論だが音楽は満足も絶対音感を強調し過ぎだね 内容は音楽コンサートに出演するメンバー達が狙われて が蘭と喧嘩するも推理し事件を解決する展開だね 父親が不明の時点でメンバー内で容疑者2人に絞られて 絶対音感を言... more
戦慄の楽譜は地上波でして鑑賞したのだけども 結論だが音楽は満足も絶対音感を強調し過ぎだね 内容は音楽コンサートに出演するメンバー達が狙われて が蘭と喧嘩するも推理し事件を解決する展開だね 父親が不明の時点でメンバー内で容疑者2人に絞られて 絶対音感を言... more
Tracked
from HAPPYMANIA
at 2009-06-15 02:32
タイトル : 名探偵コナン戦慄の楽譜<ネタバレあり>
最新作のテーマは 音楽 ですとコナンって 究極に音痴やってんな(^-^; でも絶対音感持ってるねん そしてバイオリンも弾ける 凄いんだか凄くないんだか・・・謎っ音楽家たちが 次々に殺されていくねんけど それぞれの人物の繋がりとか関係が徐々に分かって...... more
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by konosetu
| 2008-05-06 20:08
| 名探偵コナン
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