転校生は天然のとまみ!
疑惑の転校生は天然お嬢様…?
突然やってきた転校生の少女の名は近衛史菜。悠二は驚き、シャナは封絶によって空間と時間を止めました。
御崎市を襲った“バル・マスケ”の1人、ヘカテーにあまりにも似過ぎている史菜。
とはいえ、封絶の中で動けない史菜が“徒”とは思えず、シャナ達はしばらく様子をみることにします。
海外暮らしが長く、学校生活での勝手が分からないのか、まるでどこかのお姫様のような言動や行動をしてしまう史菜。教科書は出してもらうものだと思い込み、体操服も着替えさせてもらうものだと思い、昼食も勝手に運ばれてくると思っているようです。
それでも、そんな史菜に優しく接するするクラスメイト達。
吉田も史菜とさりげなく話をしてみますが、とても“徒”だなどとは思えません。
マージョリーにも頼み、史菜を調べてもらいましたが、結果はシロでした。
それでもシャナは疑いを解くことはなく、とある計画を準備していました。それは街の外れにいる“徒”を利用しようというもの。
計画に反対するだろう悠二を先に帰らせ、計画を実行に移すシャナ。それは史菜を“徒”に襲わせること。史菜は都合よく、他にひとけのない場所へと入って行きました。
カシャと名乗る“徒”は、「大物」のフレイムヘイズであるとも知らず無謀にもシャナを攻撃。あっという間に返り討ちにされます。カシャはシャナの狙い通り“存在の力”を回復させようと史菜を喰らおうとしますが、それでも史菜はピクリとも反応せず。悠二もやってきて止めに入ったため、やむなくシャナはカシャにトドメをさせました。
ベルペオルの元に報告が入ります。全てはベルペオルの目論見どおり。彼女は不敵に笑うのでした。
ということで、DVD第1巻の範囲が終了です。
戦闘もそこそこあり、トリックや疑惑が交錯する中、物語は展開されていきます。
しばらくはオリジナルキャラである近衛史菜の存在が見所となりそうですね。これがシャナや吉田の恋心にも変化を及ぼすという、原作にはない展開。放送当時の雑誌には、これがよい刺激になるように考えたという制作サイドのインタビュー記事が載っていたと思います。
いろんなところでレビューを見る限り賛否両論あったようですが、これからその史菜の活躍を見させていただこうと思います。
「なぜなにシャナ」は第2期でも健在。
オーディオコメンタリーは第1話で釘宮理恵さんと日野聡さんでした。相変わらず釘宮さんは池のファンなんですねw
なお、タイトルの「のとまみ」はヘカテー&史菜役の能登麻美子さんのことです。