危険な存在、誕生!
いよいよ今期のクライマックスバトル、開始です。
『零時迷子』をヘカテーに抜き取られた悠二。そのショックのあまりうずくまってしまいます。
御崎市に突如現れた、この世のものではない“殻”。
その中に悠二の存在を感じたシャナですが、マージョリーの自在式だけでなく、ヴィルヘルミナのリボンですらその殻には傷一つ付けられません。これほど大掛かりな仕掛けを施せる者とは何者なのか?
そこに吉田が駆けつけてきます。持っていた『ヒラルダ』からヨーハンが伝言があったのです。そして悠二から『零時迷子』が抜き取られてしまったことが判明。
やはりバル・マスケの仕業です。
一方その頃、バル・マスケの三柱臣が一柱ヘカテーは、その目前に悠二から奪い取った『零時迷子』を置き、大杖『トライゴン』の錫杖を鳴り響かせました。
すると『零時迷子』は変形していく時計塔へと吸い込まれていきます。そして内部の銀の鎧の中へ――
何とか気を奮い立たせた悠二。いずれシャナ達がここにやってくる。それまでに自分に出来る戦いをすると心に決め、変形した時計塔へと突入して行きます。
佐藤の助言で“殻”の穴を発見したフレイムヘイズ陣。敵が待ち構えていることは覚悟の上で、突入を試みることに。その先導役をマージョリーがかって出ます。
シャナは吉田に必ず悠二と一緒に帰ってくると言い残し、戦場へと向かいます。
いよいよ“殻”の内部に突入したフレイムヘイズ達。しかし、先頭を切っていたマージョリーが、待ち構えていたシュドナイに深手を負わされてしまいます。
ヘカテーやシュドナイと交戦するシャナとヴィルヘルミナの前にダンタリオン教授が現れ、その目的を説明。それは“紅世”でしか生まれ得ない“徒”をこの世で生み出すことでした。
今回の話の終盤になってようやく本格的に戦闘開始です。前半の展開がゆっくりに感じられてちょっと歯がゆく思いました。さっさと“殻”内部に突入させちゃえばいいのに、と。
うわぁ…話は盛り上がってきているのに、明らかに残り1話だけではかなり駆け足になってしまうことは明白ですね。
果たして最終回で綺麗に纏められるのでしょうか。