はじめての、恐い話
怖がりのかなは、かっこうのカモ…
楽しかった銭湯を出ると、雨風がすっかり強くなっていました。いよいよ台風が接近してきたようです。
美華も含め全員で家路を急いでいると、途中でかなが所属する料理クラブのメンバー、直と文とバッタリ顔を合わせます。休み中にもかかわらず彼女達が制服を着ていることに気づいたかなが、何故制服を着ているのかと尋ねたところ、毎年恒例の顧問の教師のバースデーケーキを作りに学校の調理室に行っていたとのこと。かなの祖母が亡くなったことに気を遣ってくれたようですが、その集まりに自分だけ呼ばれなかったことに落ち込んでしまうかな。
やっとのことで帰宅することができた一行。台風に備え、戸締りや補強を終えたとき、風新新聞専売所が停電になってしまいます。暗闇にパニックを起こしてしまうかな。
きつい言葉で一同を注意しつつも、咲妃は怖がりのかなに考慮してロウソクをたくさん用意してくれました。
咲妃が眠った後も居間でゆったりとくつろぐ一同。すると、だんだんと「怪談話」や「おかしな話」に話題が移っていき、かなの恐怖はますます強くなっていきます。トイレも付いてきてもらうハメに。
そろそろ寝るため各自の部屋へと移動しようというときに、かな達の足元に何かが触れます。パニックを起こす一同。そのとき電気が復旧します。かなの脚に触れたものの正体は、咲妃が連れ込んだ猫達でした。
一同はホッとしたのも束の間、もう早朝の時間で寝られる時間帯ではなくなっていました。
台風は無事去りました。ところが、新聞のトラックがまだ来ていません。恐怖の苦情電話が殺到してしまい…。
新聞配達を終えたかなが帰ってくると、そこには料理クラブのメンバー2人が。かなを誘いに来てくれたのです。咲妃に許可をもらい、喜び勇んで出かけるかななのでした。
ところが、販売所を出る際に猫からのプレゼントのネズミを踏んづけてしまい…。
みんなからいじられるかなが可愛いですw
そんなかなを気遣おうとする美華もいい感じです。前回はかなが美華を世話していたので、今回と立場が逆ですね。
嵐の中でも相変わらずみんなはそれぞれの暴走ぶりを見せてくれました。
はるかってやっぱり原作どおり好みのタイプは「7歳から15歳の美少女」に限定なんだ…(^^;
かなのトイレのシーンってなんとなく雰囲気出ていました。古い建物ですからなぁw
美華も加え、原作の話がうまいことアレンジされていたと思いました。