レディオでQ/生中継大パニック
若菜の本心…?
バイオレンス・ドーパントによって粉々にされたクレイドールは無事再生。怒りを撒き散らしながら去っていきます。フィリップはそんなクレイドールに疑問を抱きます。気のせいだろうと自分に言い聞かせますが…。
ミスター・クエスチョンに悩まされ続けながらもアイドルとしての仕事を続ける若菜。が、再び電話が。次のクエスチョンの狙いはノーヒント。翔太郎がフィリップに問い合わせると、「一番好きな景色は?」という質問の際の発言から、クエスチョンが若菜の身近な人物であると断定。
そんな中、若菜が1人、鳴海探偵事務所に訪ねてきます。慌てたフィリップは、またも扉越しで会話を。
フィリップに不仲な姉のことや、昔仲がよかった弟のことを素直に打ち明ける若菜。いつの間にか2人は心を通わせ合います。そして、若菜の言葉をヒントに、ミスター・クエスチョンの正体を暴きます。
若菜は事件が解決したらまたフィリップと会いたいと言い残し、去っていきます。
撮影現場では、若菜が失踪したと大騒ぎ。代役に若菜の先輩・素子が呼ばれますが、ギリギリになって若菜が帰ってきます。
無事に撮影終了。そのとき、再びミスター・クエスチョンから電話が。しかし、若菜はもう動じません。
クエスチョンの正体は、頼りない若菜のマネージャーの上尾でした。上尾はバイオレンス・ドーパントに変身し、若菜を連れ去ってしまいます。
翔太郎はフィリップとWに変身。ハードボイルダー、ハードスプラッシャーで敵を追跡し、ルナジョーカーの力で遂に若菜を救出。
バイオレンスが何者かに唆されてガイアメモリを手に入れたことを聞き出します。
その頃、ラジオ局に戻った素子は、若菜がドーパントに襲われたことを思い高笑い。上尾を唆し、ガイアメモリを買わせたのは彼女でした。
そこへ現れた素子に、仕事を奪われた恨みを吐き出す素子。怒った若菜はクレイドールに変身しますが、かつて弟やフィリップにいい人だと言われたことを思い出し、変身を解除して何もせずに去っていきます。
若菜の正体を暴露しようとする素子ですが、そこに霧彦が口封じに現れ…。
ハードタービュラーで空中戦を展開するW。ガジェットを組み込んだルナトリガーの必殺技で、遂にバイオレンス・ドーパントを撃破します。
しかし、フィリップには疑問が残りました。若菜はなぜガイアメモリの存在を知っていたのか。
若菜からの電話で直接質問するフィリップ。思わず言葉に詰まった若菜は、ガイアメモリは持っていないと嘘をつき、その場にクレイドールのメモリを捨てていきます。
しばらくはまだこのまま会わずに、と若菜と距離を置いたフィリップ。物思いにふける彼の周りで、翔太郎と亜樹子が騒ぎ出し…。
今回もストーリー、バトル共々よかったですなぁ。
あれほど高慢ちきな若菜がフィリップの前では素直になり、心を開いてしまいました。自分の家族事情を話したり、フィリップに私的に会いたがったり、ガイアメモリの所持者であることも隠したり、さらにはメモリを手放したりしました。つまり、事件を解決して欲しいがためにフィリップの前でいい子ぶっていたわけでなく、本当にフィリップに好意を抱いたというわけですね。
メモリを手放した若菜。普通だったら大目玉ものですが、硫兵衛はそんな様子を見て微笑んでいるように見えました。
ストーリーがだらだら長くてバトルがなおざりになりがちな平成ライダーですが、Wは毎回すごいです。
今回も激しい戦いを繰り広げてくれました。ルナの力はやはり便利。ガジェットをトリガーに組み込む必殺技も見せてくれました。
さらに、ライダーらしく乗り物も披露。今回はハードボイルダー、ハードスプラッシャー、ハードタービュラー、そしてリボルギャリーと、現在判明しているマシンがオンパレードでしたね。すっごい燃えましたよ!(>ω<)ノ
ちなみに、前編の和菓子屋さんに続き、パティシエのお姉さんも再登場しました。こういうちょっとした小ネタがまたいいんですよね。
最後の方ではラジオで「死者が蘇る」とさりげなく劇場版の話題を入れていました。工夫されていますね。
「レディオでQ/生中継大パニック」ミスター・クエスチョンの電話はまだまだ続くと言う事で、今回も収録中に電話がかかってきました。今回のクエスチョンは「一番好きな景色は?」この質問によりフィリップは、単なるファンがストーカーをやっているのではなく、身近な存...... more